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アイスペユニヴァース!が出来るきっかけを作ったゲーム。 マリオシリーズの一つであり、マリオストーリーの続編。 ストーリー ピーチ姫から「私は今、キノコ王国を巡る旅に出ているのですが、宝の地図を手に入れました。ゴロツキタウンという街で物売りのおばあさんからもらった箱に入っていたのです。私一人じゃ宝探しは大変なので手伝ってください。地図は手紙に入れておいたのでそれを持って、必ず来てください。ゴロツキタウンの港で待っています。」と書かれた手紙をもらったマリオ。 ゴロツキタウンについたマリオだったがピーチ姫が見つからない。 その時マリオはクリボーの女の子、クリスチーヌと出会う。 彼女に地図のことを話すと、彼女の恩師である考古学の権威、フランクリ先生から話を聞くことができた。 フランクリによると、伝説の宝を手に入れるには7つのスターストーンを集め、1000年の扉を開かないといけないと言う。 この地図は七つのスターストーンのありかを指し示す魔法の地図だったのである。 宝を追っていれば、いずれはピーチ姫と巡り合えるだろうと思い、マリオは新しい冒険に出るのであった。 ゴンババ also。の元名の『ビンババ』 この名前の由来はペーパーマリオRPGに登場するゴンババから来ている。 ビビンバみたいな名前だなおい。
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ペーパーマリオ スーパーシール 概要 あらすじ システム 新要素 問題点 バトルシステム シール関連 ペパライズ関連 バトルのバランス ボリューム・シナリオ関連 キャラクター関連 クリア後、おまけ要素関連 その他 賛否両論点 評価点 総評 余談 ペーパーマリオ スーパーシール 【ぺーぱーまりお すーぱーしーる】 ジャンル シールバトルアドベンチャー 対応機種 ニンテンドー3DS 発売元 任天堂 開発元 任天堂インテリジェントシステムズ 発売日 2012年12月6日 定価 4,800円(税5%込) プレイ人数 1人 判定 シリーズファンから不評 ポイント 過去作にあった要素の廃止ストーリーは紙のように薄い住民や敵キャラもバリエーションに欠けるマリオシリーズらしい+紙を生かした展開に転換 マリオシリーズ及び関連作品の一覧 概要 『スーパーペーパーマリオ』に続くペーパーマリオシリーズ第4作。ペーパーマリオシリーズでは初の携帯機向けのソフトとなる。 初報から3年近く待たされ、5年ぶりの新作となるタイトルで、ファンからの期待は高かった。 だが、その実態は今までのシリーズから大きな転換を狙う内容となっていた。 あらすじ シールの街、ラベルンタウンで年に一回開催される「シールフェスタ」。今回はゲストとしてピーチ姫とマリオもやってきた。 フェスタも佳境に差し掛かった中、願いをかなえるという「ロイヤルシール」が降ってきた。 するとロイヤルシールを我が物にせんと大魔王クッパとクッパ軍団がシールフェスタに乱入してきた。キノピオ達の制止を振り切りクッパはロイヤルシールを入手する。 しかしクッパの様子がおかしい。ロイヤルシールの魔力に憑かれ、「ギラギラ」しはじめ、会場で散々暴れた末にキノコ王国のあちこちでシールを使ったいたずらを始めだした。 マリオはシール星からやってきたという「ルーシー」と共に各地に散らばったロイヤルシールを集め、クッパの暴走を止める新たな冒険に出た。 システム ぱっと見は従来のペーパーマリオに近いRPGだが、謎解きや戦闘などの操作をシールで行う仕様。 前作『スーパーペーパーマリオ』に引き続き、今回も用意されたコースを順にクリアしていく、アクションゲーム寄りの構造になっている。 今作では新たに2Dマリオシリーズで見られるようなワールドマップ制が採用され、コース間の移動も簡素でスムーズなものとなった。 今回は登場人物全てが紙やシールで出来ているという設定。各々のコースも本当に紙やダンボールで作られているかに見えるように設計されており、そういった材質の特徴を取り入れた演出やギミックがこれまでのシリーズ作より更に増えている。 新要素 バトルシール 今作では、基本攻撃やFP(*1)の概念が存在せず、手持ちのバトルシールや後述の「モノシール」を消費してハンマーやジャンプ、特殊攻撃を行う。 つまり、通常攻撃ですら消耗品。ただし入手量は多く、無駄遣いしなければ完全に底をつくということは少ない。 バトルシールはコース上で拾ったり、ショップで買ったりして集めることができる。 今作ではマリオのRPGシリーズではお馴染みのアクションコマンドシステム(*2)を再び採用した、のだが……(後述)。 モノシール 「バトルシール」同様に「ペパライズ」やバトルで使用することの出来るシール。 コース上に唯一立体で存在し手に入れることができる「モノ」と呼ばれるものを、「モノなげや」にもって行くことでシールとして入手できる。 「モノ」にはさまざまな種類があり、「せんぷうき」や「はさみ」、はたまた「まねきねこ」などすべて現実に存在するものである。 「ペパライズ」で貼り付けて使用することでコースのギミックを動かしたり、 バトルで使用することで敵に大ダメージを与えたり、攻撃力が上がったり、相手の技を跳ね返すといった様々なアクションが起こる。 強力なバトルシールやモノシールは、その分大きなマスを必要とする。 ペパライズ コース上においてマリオが使用できる能力。ただしルーシーがいないと発動不可能。 使用すると画面上のコースが1枚の紙に変化し、紙にカーソルが表示されている場所に、持っているシールや「マップピース」を貼ることができる。 正しいシールやマップピースを貼ったりはがしたりすることで仕掛けが動いたり、さまざまな変化を起こすことができる。 今作の肝となるシステムであり、謎解きの中心になる。 バトルスロット 今作のサポートキャラ「ルーシー」によって使用できる能力。バトルにおいて、マリオの毎ターン開始時にコインを消費することで使用するか決めることが出来る。 基本的に普通のスロットと同じ内容であり、絵柄が揃うことでその数だけ行動回数が増える(2つ絵柄が揃ったらこのターン2回行動できる)。 絵柄が3つ揃った場合、その絵柄に応じて効果も得られる。 スロット回転中にさらにコインを消費することで、回転が遅くなったり、すでに絵柄が2つ揃った状態で始めることができる。 スロットシステム自体は過去作『ペーパーマリオRPG』にも存在した。 問題点 全体的に、本作は過去作とはシステムが大きく異なり(これについては、余談項で解説する)、戦闘・育成より収集・探索・謎解きに重点が置かれている。 事前情報で過去作との変化の部分があまり公開されていなかったことも重なり、RPGを作品を想定していたユーザーからの不満点が相次いだ。 バトルシステム 戦闘システム自体の問題点 前述した「バトルシール」を使ってバトルを行うのだが、通常攻撃・防御といった基本的な行動ですらシールが必要になる。 それなのに「何もしない」「防御」などのコマンドは消滅。 つまり、シールがすべて無くなれば「逃げる」以外に何も出来なくなることや、状態異常に罹って、シールを使っても攻撃が通らない状況でもシールの使用が強いられるという弊害が起きる。 一応バトル中でもアクションコマンドを成功させることで補給できる時があるが、入手タイミングも入手出来るシールもランダムであるため、シールが尽きかけている状況ではどの道ジリ貧に陥ってしまう。 前作までにあった星の精やスターストーンといったゲージ消費コマンドなども廃止。RPGでいう「攻撃」だけとなってしまい、戦闘の面白味に欠けるところが残念なところ。 アクションに関しても、アクションごとの詳しい説明どころかチュートリアルらしいチュートリアルもない。しかも「Aボタンをタイミングよく押す」という説明があるだけでそのタイミングがどこなのかは一切表示されない。そのため、シールのアクションに慣れるまで時間が掛かり、人によってはモノシールやキノコ系シールにもアクションコマンドがあるという事に気付かなかったりする。 また、これまでのシリーズにおけるアクションコマンドには「スティックをタイミングよくはじく」、「コマンドを正しい順に押す」といったものがあったが、今作はすべてのアクションをAボタンで行うため、アクションに味がなくなってしまっている。 アクションの練習をしようにも、毎回必ずシールを消費するという仕様のため、気軽に練習がし辛い。 そんな状態にもかかわらず、どんなレアリティのシールでも失敗すると殆どダメージが入らない。 例えば「ハンマー」のシールだと、失敗すると、どんなに強いシールでも与ダメージは基本的にたったの1。 『マリオ ルイージRPG』シリーズでは、攻撃をミスしても一定のダメージは入ってくれたのだが…。今作はアクションコマンドの説明の薄さ、練習の面倒さがこれに拍車をかけている。 ガードもシール同様、ほとんど説明がない。そのせいで、終始ガードを使わずに戦闘するプレイヤーも少なからず存在。 ガードは通常のボタンガードのみだが、特定のシールを使う事で、アクションコマンドによって攻撃を回避、防御したりすることはできる。しかしマリオは一回行動なのでバトルスロットを使わない限りそのターンはそれ以外の行動ができない。 ザコ敵を倒す利点が少ない。 これまではザコを倒して得られるスターポイント(*3)を貯めてレベルを上げるとステータスを任意で強化できたが、今作ではコース内に落ちている「体力UPハート」と呼ばれるアイテムを拾うことでHPのみが上昇していく。 ゲーム内での説明が無いため気付き辛いが、実はこのアイテムを拾うとHPだけでなく敵に与えるダメージも上がる。最終的に雑魚敵はフィールド上でハンマーを当てるか踏みつけるかすれば倒せるようになる。 雑魚戦によって得られる恩恵は、ゴール時や早期撃破によるコイン、HP回復ハート、シールの獲得となる。 行動にシールを消費するという戦闘システム上、戦利品より消費量の方が上回ることもあり、戦闘によるデメリットの方が大きくなりやすい。 今作では「逃げる」コマンドが成功するとフィールド上からシンボルが消滅するため、逆に逃げる方が効率よく戦闘を処理出来てしまうケースが多い(後半は特に)。 シール関連 シールの効果に関する説明文が簡素すぎるため、実際に使ってみるまでどういう攻撃をするのか、どのような効果があるのかが分かりにくい種類がしばしば存在する。 例を挙げると「はっぱ」系のシールは、実はバトルで使用したターン中にアクションコマンドを全て自動で成功させる(*4)という効果があるのだが、説明文には「ショップで高く売れる」という旨の文章があるだけであり、バトル中の効果は後述の博物館でしか知ることができない。 モノシールのもととなるモノは、コースの特定の場所で拾うかラベルンタウンで大量のコインを出して買うかして入手し、逐一シールに変換しなくてはならない。 この「逐一シールに変換する」という仕様が面倒である。演出も短くないので、毎回シール化するとストレスを感じてしまうだろう。 また同じモノは2つ以上持てないという仕様が存在する。たとえばモノとしてでもシールとしてでも「せんぷうき」を持っていると、新たに「せんぷうき」は入手できない。 補助アイテムなどは存在せず、体力回復もバトルシールやマップでの回復地点で行うことになるのだが、非戦闘時には体力回復シールが使えない。周辺に回復ブロックも無く、残りHPが僅かという状態でも、シールで回復するには敵と戦いに行く必要がある。当然その戦闘で回復したとしても、回復した量と同じくらいのダメージを受けてしまえば元も子もない。 今作は状態異常もかなり厄介。その状態異常に至っては回復手段が一切無く自然回復を待つしか無い(一応「毒スミ」のみは水流系のモノシールで回復可能)。 特にしわくちゃに至っては、受けるダメージ2倍かつ行動不能という理不尽な仕様。敵も同様だが、このゲームにおいて攻撃力2倍は極端すぎる。 ペパライズ関連 今回の謎解きにおいて重要な役割を持つが、テンポが悪く、面倒。 使用頻度の割に演出・操作不能時間が長い。「とにかく怪しい所でペパライズ」という謎解きが多いのだが、「行き詰まったらそこかしこでペパライズ連打」という行動を強要される場面が少なくない。 剥がす方はペパライズモードを呼び出さないとめくれかかっている部分が表示されず気付きにくい。 貼り付けたシールは基本的になくなってしまう。これが当たり前のように見えてかなり不親切な仕様。 なぜなら不正解の時にも使ったシールが消費されてしまうため。どんなに強力なモノシールでも、貼り付けたら最後確実に消滅してしまう。攻略に息詰まり、手持ちのモノシールを総当たりで試していくと、貴重なシールがみるみる溶けていく。ライトユーザーが多いマリオシリーズなので、もう少しそこに配慮した謎解きの仕様にはならなかったのだろうか。 そして使うべきモノシールが分かったら分かったで「モノ入手」→「コースから出てシール化」→「目的地に徒歩で戻る」→「ペパライズ」の工程を一々挟むことになり非常に面倒臭い。 バトルのバランス 今作では一般的なRPGと異なり仲間がおらず、補助アイテムが少ない。さらに敵の攻撃力も全体的に高く、一度に戦う敵の数も多いので、さっさと倒さないと逆にこちらがピンチに陥ってしまうため、強力なシールで相手を一掃するという戦法一択になり易い。 今作の敵のHPは少ないのだが、ボスは硬い。ワールド1からHPが90もある。ワールド3など300もある(*5)。これはそれぞれボスに弱点が存在し、それに適した属性のシールやモノシールを使うことで大ダメージを与え、さらに行動不能にすることが出来るシステムによる。 しかし、ボスの弱点は戦う前にこれといったヒントも存在せず、場合によっては手探りで探すハメになる。弱点が分かりやすいワールド4のボスならまだしも、他のワールドのボスの初見での突破は難しい。しかもただ使うだけでは駄目で、特定のタイミングで使わなくてはいけないシールもある。ラスボスでは戦闘形態それぞれに別の種類の弱点のシールが必要となり、使用するタイミングまで限られている。 一応ルーシーが教えてくれる事もあるのだが、それは数ターン後か、1回ボス戦で負けた後である。ボスの強さが弱点となるモノシールをこちらが所持しているという前提で設定されているため、事前にモノシールを用意する必要があるというのに、これは遅すぎる。 もし、弱点のモノシールを持ち合わせていなければ、圧倒的火力と耐久を誇るボスを相手に一方的に蹂躙される。 一応入念にHPアップハートを集め、強力なシールを蓄えた上で戦いを挑めば十分に勝つ見込みはある。ただしこの方法で倒すと「シールを使いすぎ」とルーシーに文句を言われる。ボス戦に挑んでみないと弱点が分からないのに、弱点を使わないと文句を言われるので、仕様とまるで嚙み合っていない。 一応これらの対応策なのか、今作ではなんと、ボス戦でも逃走が可能。 ボリューム・シナリオ関連 従来の作品まではワールドおよび章は全部で8つあったが、今作ではワールドが6つしかない。 コースの数についても、最高がワールド3の12コースであるのに対し、ワールド4以降、コースの数がやたら減る。コース数が減るだけならまだしも、ワールド4以降はキャラの会話等も減少していくため、あからさまに制作途中で力尽きた様子が見て取れる。(詳しくは「余談」項にて。) 謎解きに関しても序盤はそこそこのバリエーションがあったにもかかわらず、ワールド4以降は、後述する「行き詰まったらとりあえずペパライズ」で先に進めることが多くなってしまう。 特にワールド6はそれが顕著。まともに遊べるコースが一つだけの上、クッパ城はただのベルトコンベアーだけであり、クッパ城のまともなギミックなど一切無い。 コース自体も、ショップがあるだけで終わるコースなどがあり、明らかに水増ししていく様子がうかがえる。 今作のストーリーは紙のように「薄い」。もっとも、前作と方向性が転換されたということはある(後述)が、それでも薄い。 ストーリーの量自体も少なく、Switchで発売された「オリガミキング」と比べるとその差は一目瞭然。 そもそも味方キャラクターの殆どがキノピオで構成されているため、シナリオの面白みに欠ける。 従来のシリーズのような様々なキャラクター達が織り成す掛け合いやドラマ、波瀾万丈で重厚なストーリーといった部分が好評だったため、それを望んでいたプレイヤーは失望する事になった。 ちなみにこのようなストーリーになった原因として、社長が訊くで「ただストーリーに関していうと、前作『スーパーペーパーマリオ』のアンケートをクラブニンテンドーで調べたところ、たしかに「ストーリーがおもしろい」という人は、1%にも満たなかったんです。」と語っている。 キャラクター関連 今作では独自の個人名を持つキャラクターというものも出て来ず、仲間キャラも存在しない。 これは社長が訊くで理由が語られており、「可能な限り『マリオ』の世界のキャラだけで完結してほしい」という宮本茂氏の課題によるもの。岩田氏も「むずかしいお題ですね。ある意味、ここ最近のシリーズの方向性とは、まったく逆になってしまうわけで。」と返している。 これについては、「余談」項で詳しく解説する。 仲間としてはサポートキャラの「ルーシー」が登場するが、バトルには参加せずフィールド上でアドバイスをくれるのみである。 先述した通りこれがバトルの単調化に繋がっており、旅先でマリオの冒険を支える新しい人物が全く出てこない事によってストーリーの面白さ・起伏までもが失われている。 本シリーズの人気はゲームの完成度や少し毒の混じる世界観はもちろんだが、普段は敵として踏んでるクリボーやノコノコと共闘できるキャラゲー的な人気も結構あり、内気なノコノコやお嬢様テレサなどキャラ自体の個性も結構立ってるため「ペーパーマリオの面白さの半分は仲間」なんて人も少なくない。 そのため、どのコースに行っても味方サイドのモブキャラはキノピオ(*6)だらけで、敵側としてもクッパ軍団の敵キャラクターしか出てこず、新鮮味が薄い。過去作では、元々敵に当たるキャラクター・種族が善良な一般市民として登場したりもしていたし、シリーズ独自のオリジナルキャラクターも豊富に存在した。 PVや広告などでは「今作ではキノピオが身体を張ってマリオを助けます!」という触れ込みで、紙でできた自分たちの体を折りたたんでギミックに変形した姿を宣伝していた…が、実際に手伝ってくれるのはワールド1くらいしかない。 シリーズにおいて今作が初登場となった主要格キャラは「ルーシー」「ハナチャン」「クッパJr.」ぐらいである。 前々作までクッパの右腕だった「カメックババ」はただのカメックとして登場する。ただし出番が多くキャラクターや喋り方は確立されており、本作の敵幹部の中では個性が強い。 クッパJr.はカメックと同じく数少ない名有りキャラだが、殆どストーリーに絡まない。冒険序盤でモノシールの試し打ち役として出てきて以降殆ど出番がない。 以前のシリーズで活躍したゲストキャラの登場も無い。 このように、仲間の廃止によりキノピオの流用が目立つことになった。 過去作にいたオリジナルのキャラについてのネタは皆無ではないのだが、その全部がゴミ捨て場に捨てられたメモを読むとテキストで出てくるのみ。モノシールでゴミ捨て場を片付けてしまうと見られなくなる。 新キャラクターである「ルーシー」について マリオのサポートキャラとして登場するが、性格が荒く、何事にも文句が多いという棘のあるキャラである。 ストーリー中でもこのキャラに対する深い説明がないため、あまり存在意義が無いキャラになってしまっている(*7)。「無言主人公のマリオの代弁のためだけのキャラ」と言ってしまってもいい。 シールフェスタのためにシール星からやってきたという設定だが、シール星のどういった存在なのかどころか、そもそもシール星とはなんなのかすらも説明がない。いちキャラクターとしてみても掘り下げはかなり浅く、前述のシナリオの問題も合わさり感情移入しにくい。 仲間になる過程もかなり強引。というか理不尽。冒頭でシールコメットに触れ暴走したクッパによって、破壊された祭り会場の看板に張り付いて、助けを求めている。 助けてあげると「あなたが汚い手でシールコメットに触ったからこんなことになったのよ!?責任取りなさいよ!」と言われ、マリオが「クッパが触った」と反発すると、「他人のせいにするなんて卑怯なまねするつもり?」と怒鳴られ、その後一緒にコメットの修復をすることとなる。 マリオはマリオでこんな理不尽な言いがかりに対し反発することもなく同行する。冒頭からいきなりプレイヤー置いてけぼりである。 その上、いつの間にか誤解が解けていたりする。ならそのくだりはいるのだろうか。 一応シリーズ恒例のヒントを出してくれるのだが、そのヒントが過去作と比べて役に立たない。ただでさえプレイヤーに優しくない謎解きが多いのに、行き詰まった時の助けにすらならない事が殆ど。 歴代キャラと違い、ヒントが必要か聞くのにいちいち選択肢を選ばなくてはならず、内容も謎解きのヒントではないことが多く、ただなんとなくテキストを与えた感が強い。 また、旧作のナビゲーターキャラとのような、敵を調べる能力も廃止された。 また、ピーチ姫、クッパ、ルイージとシリーズ皆勤のキャラも一応登場するが… 今作のピーチ姫とクッパは、全ストーリーの最初と最後にしか登場せず、とんでもなく存在感が薄い。 ピーチ姫は今回もいつも通りさらわれる訳だが、町のキノピオ達は誰一人としてピーチ姫の安否を気にも留めていない。 その上、何故かラスボス撃破後のピーチの口調が『スーパーマリオRPG』以降の女性口調ではなく終始敬語。いつもの様な顔見知りの会話も一切無く、プレイヤーは置いてきぼりにされる。 クッパも敵として登場するのだが、今作ではなんと一言も喋らない(笑い声などのSEだけ)。 今作の彼はロイヤルシールの魔力により暴走状態にあり、完全に正気を失っている(*8)のだが、カメックもクッパJr.も一切そのことについて心配する様子はない。それでいいのかクッパ軍団。 言うまでもなく両キャラ共に、これまでのシリーズにあったような操作パートは一切無し。 ルイージに至っては、クッパ同様一言も喋らないどころかマリオと直接絡む場面さえ無い。収集要素の一つとして登場するだけである。ルイージらしくはあるが。それでも前作では大活躍だったのに…… 結果「主人公であるマリオは、ただルーシーにこき使われてロイヤルシールを集めさせられるだけ。」という印象が強くなってしまった。--前作までは無言主人公ながら身振り手振りなどである程度の意思表示をしていたのだが、会話イベントが極端に少ない今作ではそれも多くなく、前作までは付いていたCVも搭載されていない。 ワールドボスについても、ワールド1、ワールド4のボスには台詞が用意されているが、それ以外のボスは奇声や叫び声を発するだけで台詞を一切喋らない。 クリア後、おまけ要素関連 今作はバッジや料理のレシピといった、コレクション性のある収集要素が無くなってしまった。 100階ダンジョンや依頼も廃止。これらは存在自体が賛否両論あったのだが。 シリーズ恒例のラスボスよりも強い実質的な裏ボスもいない。 新しい収集要素としてシールを展示できる博物館が存在する。 前作までは手に入れたら図鑑に記録されたのに対し、今作は博物館まで出向く手間が生じる。 しかも博物館も膨大な数の展示場所からそのシールの展示場所を探さなければいけない。 シールの収蔵記録が無いため、何を収蔵したかはプレイヤーが覚えておく必要がある。 そして展示にシールを消費する仕様は地味に面倒。攻略に必要なモノシールは2回実物を取りに行き、2回シール化する必要がある。 ただし、これは「同じモノシールを2枚持つことは出来ない」という仕様の割を食っている形になる。 + そして、苦労してシール博物館をコンプリートすると…(以下ネタバレ注意) しかもその博物館でシールをコンプして出来る要素というのが、いわゆるサウンドテスト(未完成)と下記のスーパーフラッグとザコ敵の攻撃アクションの閲覧ができるようになるだけである。 このサウンドテスト、通常プレイなら二度と聞けないボス戦などの曲は一切入っておらず、その気になればいつでも聞けるステージ曲ばかり入っている。一応フォローしておくとイベント曲やクリア前のワールド3、ミステリーマンションといった期間限定ステージ曲はちゃんと収録されている。 ザコ敵の攻撃アクションなども見れるが、見るためには何故か毎回1コインを消費する。 他にスーパーフラッグという、簡単に言えば実績システムのようなものがあるが…。 ショップで合計10000コイン使う、攻撃を1000回成功させる、等々正直言って面白みや達成感がある条件とは言い難い。しかもコンプリートしてもメリットはない。 クリア後に追加される要素はなんとスタッフロール観賞のみ。(*9) その他 フィールド上におけるアクションがジャンプ・ハンマー・ペパライズの三種だけなので、謎解きが単調になりがち。 今までのシリーズで冒険が進むごとに新しい仲間や新しいアクションを習得し、その度に謎解きのバリエーションが増えていったのだが、今作はそれに比べると本当に単調である。 ただし、あまりにも簡単なほど単調ではなく、必要最低限の水準には満ちているので、そこは安心してほしい。 そのためマリオのRPG系列の醍醐味である「新しい能力を手に入れたから今まで行けなかったあの場所に行ってみよう」という要素が極めて少なく、一本道の世界観の狭さに拍車をかけてしまっている。 謎解きがゼルダシリーズに似ていることは確かなのだが、あちらと違って弓矢、爆弾、フック(クロー)ショット等々の様々な行動が取れるわけでは無く「この場面ではどの能力・アクションを使えば良いのだろうか」など考えたり、それを実行するような楽しみは皆無。 近しいものとしては「ここにはどのモノシールをペパライズで貼り付ければ良いのだろうか」という場面には何度も出くわすが、やることは結局「行き詰まったらとりあえずペパライズ」である。 各マップに「ひみつドア」を取り付けることで隠し部屋に行くことができ、これがスーパーフラッグの条件になっているのだが、どのマップに取り付けたかが示されないため、とことん不親切。 賛否両論点 謎解き・戦闘そのものの難易度は旧作に比べて高めで、歯ごたえそのものは十分。HPもシールも少ないジリ貧状態で奥に奥にとコースを進んでいくハラハラ感は人を選びつつも中々楽しめる。 ただ効率的にプレイしようとすると必然的にガン逃げゲーになるので、目ざとく追いかけてくる敵シンボル相手にストレスがたまること請け合い。 そしてどうプレイしたところでコースを出入りする度にオートセーブが行われるため、負けたところで大した損失はない。そこを評価点と呼べるかは何とも言い難い所だが。 一部のヒントが不親切な謎解きやボスの弱点探しはむしろ批判点として挙げられる事の方が多い。 1つの町を拠点として、いろいろな町やワールドに行くのが伝統であったが、今作では2Dマリオシリーズと同じくワールドマップ制になった。 そのせいで拠点となる町の存在意義や、この町のどこから次の場所にいけるかといった楽しみがなくなってしまった。 ただし、マップの行き来が容易になったので、一概に悪い点とは言えない。 + ラストバトルについて(ネタバレ注意) 今作のラスボスはマリオシリーズではお馴染みだが、RPGではマリオストーリー以来久々となるの「クッパ」である。 ラストバトルの最終段階、ロイヤルシールのギラギラを纏いながらも追い詰められたクッパは突如巨大化。こちらの攻撃をほとんど通さないため実質的に無敵状態になってしまう。このままでは勝てないと踏んだルーシーは犠牲になり、自らをバトルシールとして使わせてマリオをパワーアップさせるのだが…。 このシーンについては、感動したという意見もあれば、先述のルーシーの言動などから、感情移入しづらく、盛り上がりに欠けるという意見も。 その上、ルーシーの方は最後に何事もなかったかのように復活する。一応ロイヤルシールの力で蘇ったという説明があるが、本当になんだったのか。 ちなみに長期戦にはなるもののルーシーを使わずにラスボスを倒すことも可能。ただし想定外だったのか展開に変化は全くない。さらに、ピーチ姫を助けるまでの間にアルバムを開いてルーシーを捨てる事までできる。 今までのシリーズの「ラスボスの無敵化を解除してから挑む最終決戦」とは違う「ラスボスと同じ土台に立てるパワーアップを果たしてから挑む最終決戦」というシチュエーション自体は盛り上がるのだが…前作のようにきちんと仲間の掘り下げをしていれば批判はなかったと思われる。 マリオシリーズとしての必要性 前作までは、良くも悪くもマリオシリーズらしからぬ作品、つまり他のキャラクターに替えても完成しそうな作品が多かった。 しかし、今作及び今作以降の作品は、既存のマリオシリーズが密接に関わってくるものになっている。つまり「マリオシリーズとしての存在意義のある」作品となった。 シリーズファンの中には、既存の雰囲気を好む者がいるかもしれないが、少なくとも今作から入ったプレイヤーなどは、親近感を覚える作品に昇華できているだろう。 本作以降の方向性と前作以前の方向性には大きな賛否両論があり、これはペーパーマリオ界隈の大きな問題でもある。 評価点 一つの作品として見ればよくまとまっている。 特にバグなどもない。また後半は尻すぼみになるものの、遊べないほど内容が薄いわけではない。 面クリア型の謎解きアドベンチャーとして見ればごく普通の内容ではあるし、ザコと戦う必要が薄いという事に感付いてしまえばスムーズに進める。 ストーリーは控えめになったとは言えど、各コース内で強烈な個性を発揮するエピソードもいくらか見られる。 ワールド3のハナチャンの成長は絵日記と共に綴られて行き、今作の中でも相当力が入れられている。終盤の展開からして意図したものだろう。 ワールド4ではお化け屋敷のようなコースも登場。紙である事を活かしたネタも仕込まれており、今までと一風変わった雰囲気を楽しめる。戦闘ではモノシールの「そうじき」で『ルイージマンション』気分を味わうことも可能だ。 事前に語られていた通りに「シュール」系のネタも多数仕込まれている。 紙とダンボールだけで作れた世界観に不自然な3Dアイテムが置かれている様のインパクトは大きく、思わず笑いが溢れる。 普通に進むだけでも、いきなり巨大な扇風機が出てきて邪魔をされる、普通の仕掛けに混ざって突然リアルなカーリングストーンが流れて来る等々……。 ワールド1-5ではピタゴラスイッチのような大々的な仕掛けが見られる。 ワールド2-5では背景のヒエログリフ風の敵が突然動き出してごく自然にシンボルエンカウント。そのまま壁画の姿なので異常にキモい。 ワールド4-1では 突然ブランコに乗ったキャサリンが襲来 し、勝手に歌いだしてそのまま何処かへ消えるという謎イベント。アルプスの少女ハイジが元ネタらしく、ヤギを落として行く。 今作で初めて「ペーパー」化した原作キャラも多い。 オリジナルキャラを尽く削ったというだけあり、その分だけ本編マリオシリーズのキャラクターが豊富。 長らくレギュラーキャラだった「クッパJr.」が台詞を引っさげてまともな悪役で出るのは久々。『マリオ ルイージRPG』では今まで出番すらなかった。 「プー」や「クラッシャー」と言った、RPG作品では見かけない雑魚もばっちり登場。わざわざ専用のアイテムシールまである。 問題点は多いものの「シール」「ペパライズ」と言った新しいシステムの開拓。 「邪魔な仕掛けの蓋」「無限ループの迷いの森でマーキング」「線路の道が足りないから無理矢理増やす」など、「とりあえず実体化させるだけ」というありがちなにものに留まらず、マーキングや道造りと言った形で様々な面への有効活用が見られる。 特に『特定の敵(結果的にボスのみだが)に有効なモノシールを使う』というシステムは、きちんと昇華させればもっといいものになったはずである。 徹底的に「紙」にこだわったグラフィック 据え置き機による美麗なムービーとはまた違った質感を持っており、趣の違った美しさがある。 足場は全てダンボール細工、衝撃でシワクチャに、水を受けるとヨレヨレになるマリオと言った具合に、ほぼ全ての要素に紙のグラフィックである事が反映されている。 シールを使ったギミック 正解のシールを探し出したり、用意して貼るという謎解き自体はやっていて楽しさがある。 SEにも拘りが見られており、剥がす際のSEはなかなか快感。 今作は今まで以上に「紙」を意識した構造になっており、それを生かした変化やアクションは見ていて爽快である。 また、バトル中に使う「モノシール」も見ていて面白いものや、ちょっとしたファンサービスもある。 博物館でしか説明が入らないものの「モノシール」に関しては、説明までも同じく見ていて面白いものもある。ただし、そのおかげで「モノシール」の効果がわからないという欠点を持つものもあるが。 シリーズとは異色のBGM 今作のBGMは、今まで評価の高かったペーパーマリオシリーズとはちがい、ジャズがメインとなっている。(*10) 場に合わない曲調もあるが、前述の柔らかなグラフィックに合っていると評価されている。 特にボスゲッソー戦、ラスボス戦の最終局面などの評価が高い。 中には『6つの金貨』のアレンジBGMまで存在しており、分かった人はなかなかの通。 総評 ゲームそのものはバグや不具合などもなく、全体を通してよくまとまっている。各コースのギミックや演出も紙やダンボールである事に拘った斬新なものが多い。 しかし、前作まで評価されていた部分の大半が消滅・改悪され、シールに依存した新しいシステムはプレイヤーへの配慮が行き届いておらず、戦闘・ペパライズなど今作はテンポ面での短所が目立ち、弱点が分かり難いボス戦の存在や、バトルに関する詳しい説明・チュートリアルが皆無であるといった事がとっつきにくくさせている。 何より、個性的なキャラクター達が織り成すドラマや感動的なシナリオなど、前作までのペーパーマリオシリーズの魅力の大部分を殺してしまった事が非難の的となっている。 これからプレイする人は、前作3作とは違うものと割り切ってプレイすることをオススメする。 余談 このゲームの開発中に任天堂の情報開発本部長である宮本氏が口出し、いわゆる「ちゃぶ台返し」が行われたと『社長に訊く』にある。 この口出しにより1度は完成に近づいていたこの作品の作り直しが行われた。他にも、宮本氏からは「ストーリーは必要最小限でいい」、「可能な限り『マリオ』の世界のキャラだけで完結してほしい」という要望があったとのこと。 結果的にこの要望が今作の悪評の原因にもなっている点は残念としか言い様が無い。プレイしていて目につくバランスの悪さ、全体的なボリュームの少なさ(*11)等もちゃぶ台返しが起きたことによる開発期間の収縮からきているものと思われる。マリオシリーズにおける宮本氏の存在の大きさをうかがわせるとともに、これらの要望をスタッフ陣は「縛りのような物」と例えているという点からも、今作の制作がとても難儀していたであろうことを窺わせたインタビューであった。 しかし、『マリオストーリー』もほぼマリオの世界のキャラだけで完結していたことを考えると、少なくとも原点に返ることぐらいはできたのではないだろうか。そのマリオストーリーと比較すると、本作のストーリーはそれすら下回るレベルの薄さである。 ……が、2020年に『ペーパーマリオ オリガミキング』に関するインタビューにてこの「縛り」の詳細が明かされ、本作の時点で「既存のマリオキャラクターを変更したり、マリオの世界観に関わるようなオリジナルキャラクターが出せなくなった」という事実が明らかになっている。このインタビューと本作の内容を照らし合わせると、前述の『マリオストーリー』に登場したクリオやカメキ等のような改変キャラクターすら明確にNGとなっていたと推察する事が可能である。仮にこの推察が正しければ、想像以上に大きな縛りとなっていたとしか評し様がない。 「良い意味でマリオの世界から外れた3作品」と、「マリオシリーズの基本設定に準拠した本作以降の作品」のどちらが好ましいかは個人の嗜好にも依る。しかし前作までのシリーズファンの大多数にとっては、本作での方針転換は致命的であったのだろう。 本作以降のシリーズ作品においてはこの「縛り」が継続すると見られており、過去3作品が有していた雰囲気の喪失を嘆く意見が未だに見られる。 E3 2010で公開されたものと比較すると、雑魚敵のカラーリングが『マリオストーリー』『ペーパーマリオRPG』準拠(本作では本家シリーズと同じ)、ワンワンが仲間にいる(本作では仲間自体存在しない)など、ちゃぶ台返しの影響で大きく内容が変更されたことが窺える。 先述の通り、一つのゲームとして見れば比較的まとまっている上に、売上本数も高い(国内ハーフミリオン)からか、本作がペーパーマリオシリーズ初プレイとなる新規ファン層からはそれなりの支持を得ている。 或いは「シリーズファンから不評」≠「クソゲー」の典型例、と評せるかもしれない。 翌年に同じく3DSで別系列のマリオRPGシリーズである『マリオ ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』が発売されている。 ペーパーマリオシリーズとマリルイシリーズが同じハードで発売されるのは初となる。 「マリルイシリーズ10周年」を記念して過去キャラの再登場などでファンサービス、いつもは不憫な扱いを受けているルイージの活躍のピックアップ、1作目で立ち上げた基本は守りつつ新要素を加える「いつものマリルイシリーズ」だったため、こちらは従来のファンからの評価は高い。 2015年末には同じく3DSで『マリオ ルイージRPG ペーパーマリオMIX』というマリルイシリーズとペパマリシリーズのクロスオーバー作品が発売された。 しかしそちらはマリルイが主導であり、「ペーパーマリオがアルファドリーム製作のマリルイシリーズにゲスト出演」という形になっている。 ペーパーマリオシリーズ自体の新作としては2016年にWii Uで『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』が発売されている。 本作の路線を受け継ぎつつも、本作での問題点を殆ど解消した作りとなっている。 が、やはり「本作の路線を引き継いだ」という点をセールスにしているのがネックだったのか、本作から売上を大きく落とす破目に陥ってしまった。
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ペーパーマリオ オリガミキング 【ぺーぱーまりお おりがみきんぐ】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 Nintendo Switch 発売元 任天堂 開発元 任天堂インテリジェントシステムズ 発売日 2020年7月17日 定価 5,980円(税別) プレイ人数 1人 レーティング CERO A (全年齢対象) 判定 なし ポイント 謎解きメインのアクションアドベンチャーキャラクター・ストーリー・BGMの人気が高い戦闘システム(特に通常戦)は賛否両論CERO Aの限界に挑んだ描写の数々 マリオシリーズ・関連作品リンク 概要 あらすじ 特徴 構成 システム 戦闘 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 ペーパーマリオシリーズ6作目。 オリガミの軍団に侵されたキノコ王国を舞台に、マリオの新しい冒険が描かれる。 本作はゲーム性を大きく一新し、「360°バトル」という独自の戦闘システムを導入している。 前々作や前作とは毛色の異なる新システムに対し、『ペーパーマリオシリーズ』のファンからは様々な期待と不安を背負って発売された。 あらすじ ピーチ姫から、オリガミまつりの招待状を受けとったマリオとルイージ。うきうきしながらキノピオタウンに到着すると……どうしたことでしょう。町には誰もいません。 不思議に思いつつピーチ城に向かうと、そこにはオリガミになったピーチ姫の姿が! おどろくマリオの前に、とあるオリガミが現れてこう名乗りました。 「私はオリガミ王国の王、オリー王である!」 オリー王は、マリオのなかまの「ペラペラ」たちを折りたたみ、 世界をオリガミのための「オリガミ王国」に作り変えてやると言い放ちます。 すると、あちらこちらから巨大な紙テープがのびてきて、ピーチ城もろとも城を遠い山の上に運び去ってしまいました。 マリオは、オリー王の妹「オリビア」や、 時にはペラペラのクッパ軍団と共に世界をかけめぐり、オリー王の野望を阻止すべくピーチ城をめざします。 (公式サイトより) 特徴 構成 ステージ制が廃止され、『ペーパーマリオRPG』以前のように広い世界を冒険するスタイルに回帰した。 冒険の目的は、悪のオリガミ・オリー王を倒すこと。敵の拠点となったピーチ城は5色のカミテープによって封鎖されており、各地に散らばったテープの本体を破壊しなければならない。5つ全てのカミテープを破壊し、オリー王に立ち向かうのがこのゲームの目的となる。 システム 今作は謎解きを軸としたアクションゲームである。3D空間でマリオを操作し、ストーリーを楽しみながら各地の謎を解き明かしていく。 シンボルエンカウントによる戦闘が各地で挿入されるものの、経験値の概念は存在せず、報酬は様々な用途に使えるコインのみ。RPGのような成長要素は無い。 総合すると、本作は『ゼルダの伝説シリーズ』のようなアクションアドベンチャーに近い。 シリーズおなじみのサポートキャラとして、本作ではオリガミの女の子・オリビアが登場。 本作の黒幕・オリー王の妹であり、暴走した兄を止めるべくマリオと冒険の旅に出かける。 道中では魔法陣の力を借りてマリオを手助けしたり、困った時のためのヒントをくれたりする。 どことなくおとぼけな一面があり、時折ズレた発言もかましてくる、本作のコメディリリーフ。 オリビア以外にも、ゲームを進めているとなかまが旅に同行してくれる事がある。 『マリオストーリー』『ペーパーマリオRPG』のように本格的な共闘をするわけでは無いが、通常戦闘で時々加勢をしてくれる。 謎解きやバトルでも活躍する「カミの手」システム 本作の「360°バトル」に次ぐ目玉要素。 特定の魔法陣の上で発動でき、発動するとマリオの両手が厚紙のような材質の巨大な腕に変化する。遠くのものを掴んだり叩いたり、或いは壁を破って新たな道を開いたりできる。 カミの手はボス戦でも活躍し、敵に強烈なダメージを与える手段にもなる。専用のフィニッシュ技もあり、カミの手でボスのHPを0にできれば「カミの手フィニッシュ」と言う専用ボーナスを獲得できる。 フィールド画面では、各種収集要素を集めながら冒険を進めていく。 道中には、オリー王の手でオリガミにされたり囚われの身になったりしたキノピオ達が散らばっている。見つけて救出してあげると、戦闘の際に助けを求める事が可能。 各地には、オリー王による破壊の跡である「スカスカ穴」が存在する。これらは道中で手に入る紙吹雪状の紙片「カミッペラ」をばら撒くことで修復が可能。 簡単に言うと、前作『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』の「色ヌケ」に近い。 収集要素の達成度に応じて、キノピオタウン(本作の拠点地)の博物館に様々なご褒美が展示される。 各地の街では、攻略をサポートする武器・アクセサリーが購入可能。 戦闘 特徴でも述べた通り、本作は「360°バトル」という独特なシステムを採用している。 従来のペーパーマリオシリーズの戦闘に加え、パズルの要素を組み込んだ一風変わった方式となっている。 通常戦闘とボス戦では大まかな操作が共通しているが、ゲーム性は全くの別物。 ステージの外周には観客席があり、助けたキノピオ達が観戦している。 戦闘中、コインを払う事でキノピオ達に助けを求める事ができ、パズルを簡単にしてくれたり敵に攻撃をしてくれたりする。 パズルには難問も含まれるため、キノピオの運用はそれなりに重要となる。 戦闘に勝利すると、キノピオの召喚やアイテムの購入に使えるコインを入手可能。 上手な戦いをするほど、もらえるコインの量が増える。 通常戦闘 敵に接触すると戦闘が発生。円形フィールドの中央にマリオが立ち、周りを敵キャラが囲い込む。敵はターンごとに攻撃を仕掛けてくるので、マリオはこれを迎え討たなければならない。 戦闘の前には、敵を整列させる"パズル"を行う。 フィールドの床は切り分けたバウムクーヘンのように分割されている。床面を直径方向にスライドさせたり、特定の円周を回転させたりする事で、敵の配置を変更し、マリオが攻撃しやすい位置になるよう調整する。 整列には制限時間と移動回数が存在するため、急いで頭を回転させなければならない。また、パズルの難易度はシナリオの進行に従って上がっていく傾向にある。 整列が終わったらマリオが手持ちの武器を選んで攻撃する。 マリオが攻撃しやすい位置(*1)に敵を配置出来ていた場合、マリオの攻撃力がアップする。 武器には耐久力が設定されており、10回近く使うと壊れてしまう。その為、敵を倒せる丁度良い強さの武器を考え、運用していく事になる。 なお、初期装備の「マリオのブーツ」と「マリオのハンマー」は壊れることはない。 ゲーム後半でも序盤の雑魚敵が出てくるため、初期装備や格落ち気味の装備が有用となる機会も多い。 こう聞くとファイアーエムブレムシリーズなどのような武器リソースの管理が必要かと思われるが、供給バランスはイージー。各地で簡単に購入でき、簡単に元を取れるので、壊れる事や集め直す事への煩わしさは殆ど無い。 敵を倒しきれなかった場合、反撃が行われる。 過去作同様、攻撃のタイミングに合わせてボタンを押すとガードまたは回避が可能。 敵の反撃が終わると、残った敵を再び整列させるパズルが始まる。以下、全ての敵を倒せるまでこの手順を繰り返す。 時には、連戦で敵集団と戦う「ウェーブバトル」という物も。 ボス戦 特定の局面で行われるボス戦では、ボスが円形フィールドの真ん中に配置され、逆にマリオが外周に待機して戦闘が始まる。 ターンが開始すると、フィールドには敵の代わりに沢山の"パネル"が配置される。続いて雑魚戦同様に床を動かし、パネルの配置を好きなように変える事ができる。 配置が終わると、パネルに描かれた矢印に沿ってマリオが移動し、途中に落ちている回復アイテムやバフ効果などを獲得する事ができる。最終的に攻撃パネルを踏む事が出来れば、通常戦同様にボスを攻撃する事が可能。 踏めなかった場合は何もできずに終わる。 攻撃の位置や方法に応じて、敵の行動が変化する。時には手痛い反撃をくらったり、相手に回復の余地を与えてしまう事もあるため、考えて行動しなければならない。 攻撃が終了すると、敵の反撃がスタート。その後は整列するところから再開する。これを繰り返し、敵のHPをゼロにすればクリアとなる。 フィールド戦闘 これらとは別に「ハリボテ兵」と呼ばれる敵とフィールドで直接戦闘を行う事もある。 そちらの戦闘方式は完全にアクションアドベンチャーとなっており、相手の攻撃を避けてからハンマーで殴るという流れが基本。 この方式で戦うボスも何匹か存在する。更にやりこみ要素としてこの戦闘方式専用の施設もある。 評価点 本作の主な魅力は、その冒険要素に詰まっている。演出やストーリーなど、探検意欲を掻き立ててくれる工夫が随所に盛り込まれており、プレイヤーを飽きさせない。 色濃いストーリー要素が復活 今作は、マリオらしからぬ展開や「黒い任天堂」を匂わせるような、『スーパーペーパーマリオ』以前のシリーズを思わせる大胆なストーリーが描かれている。 「オリガミ兵にされた住民は元に戻せない」というシリアスな設定に始まり、ゲーム序盤から挿入される際どいギャグ、コメディシーン、ブラックな展開などが豊富に盛り込まれている。 シュールギャグの趣きも強く、唐突なミュージカル展開が挟まれる事も。意表を突く演出が次から次へと出てくるため、先へ進もうというプレイヤーの意欲を触発してくれる。 中でも、2面(青カミテープエリア)から登場する記憶喪失のボムへい(通称・ボム平)を巡る一連のストーリーは、人気が高い。 直近二作品はストーリー面を弱くする方向で作られていた事もあり、こうした要素の復活に期待を寄せる声は少なくなかった。ペーパーマリオシリーズにストーリー面を求めていた古参ファンにとって、本作は好評を持って受け入れられる事となった。 ちなみに、シナリオ担当は『moon』などで知られる工藤太郎氏。彼は『ペーパーマリオ スーパーシール』からペーパーマリオシリーズの制作に大きく関わっていたが、ストーリーや演出要素の濃い本作でこそ本領を発揮したと言えるかもしれない。(*2) ストーリーを彩る、個性豊かなキャラクター達 相棒キャラのオリビアは苦難に揉まれながらも前向きに立ち直り、ゲームを進めるに連れて成長を見せていく。時には巨大な"カミさま"に変身してマリオを強力にサポートする姿も印象的で、プレイヤーからの人気が高い。 スポット参戦する仲間達も、印象的な人物ばかり。『ペーパーマリオRPG』以前のようなデザイン面の差別化は強くないものの、それらとはまた違った魅力がある。 ストーリーの項で述べたボム平以外にも、3面(黄カミテープエリア)の考古学者キノピオは特に人気。 中でも一際異彩を放つのが、各地の拠点を防衛するボスキャラ・ブンボー軍団。なんと一切擬人化されていない文房具達が、ユニークな人格を露わにしつつマリオに立ち向かってくる。 『スーパーマリオRPG』のカジオー軍団が武器を擬人化したキャラクターだったのに対し、こちらは文房具そのもの。 方向性としては『シール』『カラスプ』に出てきた"モノ"の延長にあたる。『シール』以降の悪印象が拭えないプレイヤーの意見に加え、イロモノ臭全開のビジュアルもあり、発売前は賛否両論があった。 しかしいざ発売されると、見た目に反して生き生きとした性格・各々の性能を駆使した悪辣非道な行いなどが話題を呼び、本作を語る上で欠かせない存在にまで躍進。 中でも、5面(緑カミテープエリア)のハサミは語り草である。作中の外道な行い、残虐な性格に加え、紙でできたマリオたちにとって名実ともに本作最強のボスとして立ちはだかる存在感から、否が応でも印象に残ると思われる。 おなじみのキャラクター達も、上手くスポットが当てられている。 今作のクッパは共通の敵を前にマリオと共闘(*3)。ペーパーマリオシリーズでは『シール』以降オーソドックスにラスボスを勤めてきた事もあり、「ラスボスはクッパ以外にしてほしい」という意見が後を絶たなかったが、本作はその要望に応える形となっている。『スーパーマリオRPG』『マリオ ルイージRPG3!!!』などで見られた頼もしいクッパ様を味わいたいファンは必見。 今作のルイージは、ピーチ城に突入する為のカギを探す為、マリオとは別行動で冒険に勤しんでいる。どこか頼りないけれど、美味しいところで冒険の助けになってくれる、魅力的なトリックスターとなっている。 「紙」の世界を表現する美しいグラフィック いわゆるフォトリアル系のグラフィックとは全く真逆の方向性だが、とにかく世界の全てが「紙」でできていることがわかるグラフィックは圧巻の一言。 各種オブジェクトはもちろん、水や溶岩まで「紙」でできているのがわかるほど。 平面のマリオたちに対し、立体的なオリガミたちの対比も見事な完成度である。 非常に緻密に設定されたHD振動 ジャンプ、ハンマーと言った基本アクションに始まり、扉の開け閉め、乗り物、イベント演出などなど、『スマブラSP』並に非常に細かくHD振動が仕込まれている。臨場感の演出に一役も二役も買っていると言える。 探索の楽しさを引き立てる世界観 マリオ達の冒険の目的は「どこかに伸びるカミテープを追っていく」という単純明快なもの。広大な空の向こうを見ながら、「次の目的地はどんな場所で、どこにテープが散ったのだろう」と、ワクワクした気持ちを掻き立ててくれる。 本作の舞台は山あいのキャンプ場に始まり、展望台のある高原、切り立った崖に建てられた遺跡、紅葉の美しい湖……と、思わず見て回りたくなるような観光スポットが中心となっている。 これらは全て"紙"だけで表現されており、グラフィックの向上を実感させられる。 見ていて楽しいだけでなく、思わぬ隠し通路やあっと驚く小ネタまで、意外なものが散りばめられている。1周目で全部拾うのは難しく、隠し要素のコンプを目指すと思わぬ発見があったりも。 特定のタイミングで特定の行動を取らないと見られない小ネタもかなり多く、作り込みは申し分無し。 収集要素であるキノピオも、隠れ方が結構ユニーク。例えば、音声案内や看板を調べたら助けを求める声が聞こえ、その場に隠れている事が発覚する……といった場面も。小気味良い演出が随所に隠されており、寄り道が楽しいゲームに仕上がっている。 ゲーム中である条件を満たせば、収集を楽にするアイテムも入手可能。 ギミック満載で自由なボス戦 ボス敵は、各々の個性に応じて様々なギミックをステージに加えてくる。 たとえば「イロエンピツ」はステージ内にミサイルの照準を合わせて牽制、「水ガミさま」はステージ上のパネルを押し流して踏めなくしてしまう、など。 相手に応じて様々な対応を求められるため、毎回違った楽しみを味わう事ができる。色々な戦法を試し、相手の弱点を突く事ができた際の快感はたまらない。 ボスの倒し方はある程度決まっているが、敢えて正攻法を無視する縛りプレイも可能だったりと、一応それなりの自由度がある。 なお、あるボス戦で特定の部位を破壊すると、敵の攻撃パターンが普段よりも早いタイミングで強化される。 やりこみ要素の充実 エンディングを見るだけなら20~25時間で達成できるが、その後のやりこみ要素として「トロフィー」が用意されており、ボリュームは十分。 トロフィーの取得には収集要素のコンプリートだけでなく、一部ミニゲームの好成績クリアによって取得できるものもある。かなり厳しい物もあるため、本編がクリアできる腕前でも気は抜けない。 全てのトロフィーを集めてエンディングを見ると……? また、本作には隠し称号が二つ用意されている。一度クリアしたプレイヤーでも、称号を目指してストイックに遊ぶ事が可能。 一つはゲームオーバー無しでのノーコンティニュークリア、もう一つは戦闘用アクセサリーを一度も装備せずにクリアで獲得可能。これらを達成するとエンディングの一枚絵でこっそり表彰され、ファイル選択画面でアイコンが付くようになる。 これらを遊びきっても、ボス戦やパズルの速さを競うタイムアタックモードが用意されており、ストイックに極めることが可能。 マリオシリーズに関するファンサービスの充実 前作や前々作を意識したセルフオマージュを始め、シリーズ一作目の『マリオストーリー』を想起させる要素など、シリーズファンならニヤリとする要素が随所にちりばめられている。こうした小ネタを見つけるのも一興。 ペーパーマリオシリーズに限らず、多岐にわたるマリオ作品の要素を色々と仕込んでいる。意外な作品からのアレンジ曲も。 登場するオリガミ兵(雑魚キャラ)は幅広いシリーズ作品から選出。カニさん、クリボンといったマイナー寄りのキャラも登場する。 なお、ゲーム後半ではマリオと全く関係の無い『ゼルダの伝説 風のタクト』を彷彿とさせる展開も……(*4)。 BGMの評価が高い 本作で印象に残る点として、BGMを挙げるプレイヤーは少なくない。 通常戦闘BGMはエリアごとに編曲が異なる。どれも雰囲気に合わせて綺麗な曲調を発揮しており、特に青カミテープエリア関連は高く評価されている。 ボス戦も思わず熱くなれるメロディが印象的。ブンボー軍団には全員に固有の戦闘BGMが用意されており、ハサミ戦は彼(?)のキャラと相まってスリルをひと押しする要因となっている。 それぞれの戦闘BGMにも通常と考え中の2種類の編曲が用意され、パズルを操作している間は考え中のBGMに切り替わる。メロディがないながらも戦闘を盛り上げてくれるほか、切り替わるタイミングに応じた専用フレーズもあるため、BGMの切り替わりの違和感は一切なくスムーズ。 戦闘だけでなく、2面(青カミテープエリア)のモミジ山やラストダンジョンのステージ曲も美しい曲調でプレイヤーに印象を与えてくれる。 ユーザーフレンドリーなゲーム設計。本作はUI面に力が入っており、快適なプレイが楽しめる。 『シール』以降からの伝統で体力の最大値が増えてくると、弱い敵に遭遇した場合、先制攻撃を決めれば戦闘をカットできる。過去作の「ヤッツケアタック」を常時装備しているような状態と言えばわかりやすいか。 ステージ制は廃止されたが、細かいエリアごとに収集要素の達成度を確認可能。どこで何を取り逃がしたか、一目で把握しやすい。 各要素の100%達成時は画面右上でアラートを出してくれるため、収集のカタルシスを刺激してくれる上に、分かりやすい。 ファストトラベルは存在しないが、エリア間のショートカットはこれでもかと言うほど徹底的に配置してあり、殆どストレスを感じさせない。かつてのホワイト将軍のようなイベントも無い。 ダンジョンの中盤まで進むと、序盤と中盤を繋ぐショートカットが開通できる事が多く、取りこぼしがあった際も安心。 一部の謎解きで苦戦すると、難易度を下げてもらえる。 セーブ関連 セーブブロックを叩くと確認メッセージなしで即座にセーブしてくれるので、テンポが向上。その間およそ1秒。 また、即死トラップの直前にはほぼ必ずセーブブロックが配置されている。無視して進もうとするとオリビア(または他の同行しているキャラ)がセーブを勧めてくれる親切設計も。 セーブブロックからかなり間が空いてしまっている場面でも、直前からやり直しできる場合がある。 一部のエリア移動の際にはオートセーブが入るため、うっかりセーブを忘れたまま死んでしまっても安心。 細かい点ではあるが、ゲーム起動時のロード時間が近年のゲームで類を見ないほど短く、90年代のロムカセット並みにテンポが良い。起動すると数秒でタイトル画面に行けるのでストレスが無い。 賛否両論点 癖の強い通常戦闘 本作最大の賛否両論点。PVやプレイ動画を一見するとRPGのように見えるが、戦略性や育成要素は無きに等しく、実際は「パズルの成否で結果が決まる、RPG風アクションパズルゲーム」といった様相を示している。 先述した通り、本作には経験値が存在せず、いくら戦ってもマリオが強くなる事は無い。この点は「スーパーシール」以降の形式を踏襲している。 最大HPを増やすことができる収集アイテムの取得状況に応じて基本攻撃力が少し上がるのみとなっている。 補足しておくと、報酬として充分なコインやカミッペラが手に入るため、『シール』のように「戦うほど損をする」といった極端な事は起きない。しかし、RPGのシステムを期待すると旨味が少なく感じられてしまう。 パズルが終了した後、マリオに出来る事は「敵を倒せる充分な強さの武器を選ぶ」「アクションコマンドを正確に決める」の二点だけ。選択の余地は無く、通常戦の自由度は低い(*5)。 戦闘の結果はパズルの成否に重点が置かれており、「パズルに成功すればそのまま敵を倒せて、失敗すれば敵を倒しきれずに反撃をくらう」という物になっている。言い換えると、「出題されたパズルに答えられるか否か」で全てが決まる謎解きゲームとなっている。 このため、戦闘面に『ぺーパーマリオRPG』以前の戦略性や育成要素を期待するプレイヤーは肩透かしを喰らいやすく、「なぜ戦闘の合間にパズルをさせられなければならないのか」と拒絶する意見も少なくない。 一応、「そもそもゲームジャンル(アクションアドベンチャー)からして『RPG』とは言っていない」とは言い張れるため、プレイヤーが求めていたものとの乖離という次元の話にはなる。 なお、パズルが苦手なプレイヤーへの救済処置は充実している。 サイドイベントをクリアしたり、戦闘中にキノピオに助けを求めたりすることで難易度を下げられる。プレイヤーによっては、稼いだコインをここでふんだんに活用する事になるだろう。 ゲーム序盤のパズル難易度が低いのも難点。武器を持ち換えなくとも殲滅できてしまい、やりごたえがあまり無い。 幸いカミッペラは近くの地形などからもわずかながら回収できるためバトルしなくても時間はかかるが補充はできる。 パズル要素とアドベンチャー要素が強すぎるボス戦 ボス戦の基本的な流れはヒントを見る→隠されたパネルを探す→そのパネルを起動させる為にパズルを揃えて特殊な攻撃でダメージを与えて次の形態というもの。 アドベンチャーとパズルの融合としてはそれなりに纏まっており、ボスによって明確な個性も与えられている点は評価される一方、従来のターン制RPGのような節約しつつ攻撃し合うような要素は殆どない。 弱点以外の攻撃がほとんど通じないどころか、HPを全回復してやり直しになるボスが複数おり、その場合は普通の武器の大半が死に要素化してしまう。 初見ではヒントを見る、箱を開ける、パネル起動のために揃えるで2~3手順踏む必要がありやや冗長。ゼルダのようなアクションADVと異なり、ボスの大半が無機物の文房具であるために外見や行動からヒントを得る事が難しく、敵の攻撃もノーダメージでやり過ごせる訳でもない。 ボスによっては死に際に左右に動き始めて突然アクションゲームに切り替わる、触れると即死する部分を切り替える、パネルを揃えるのに時間をかけるとHP回復等、ADVやパズルと異なる盤外戦術に近い行動を取るようになる。斬新な演出とも取れるが……。 ラスボス戦はそれらの総合に近く、第2形態以降は普通のバトルが一切ないミニゲームのような戦い方になってしまう。最終決戦に至っては まさかの時間制限で即死のパズルゲー 。幸いここで敗北しても最初からやり直しにはならないが、後述の問題点的には厄介な個所の1つとなる。 ストーリー面 例によって攻め過ぎた表現が多く、良くも悪くもマリオらしからぬ作風となっている。 まずギャグ方面だが、とにかくネタに振り切っている部分が多いのが特徴。 テレビ番組、テーマパークなどなど幅が広すぎるパロディ、明らかにストーリーの流れをぶっ壊すシュールギャグなど、世界観をぶっ壊しに掛かるギャグが非常に多い。 微妙に常識がズレているオリビアの大量の迷言も外せないところ。 笑える人ならばとことん笑えるが、あまりに吹っ切れているためにこういうギャグに馴染めないプレイヤーは寒く感じかねない。 80年代~90年代のパロディが中心のため年齢によってはカスリもしないネタも多く、ツッコミも殆ど入らないまま進むため人を選ぶ感は否めない。 一方、重い方向の要素でも非常に力が入っている。 特に話題を集めたのが「紙ゴア」とも評されるシーンの数々。3面(黄カミテープエリア)や5面(緑カミテープエリア)を中心に、登場人物が壊滅的な目にあうシーンが散見される。ユーザーからは「紙なのをいい事にできた表現」「紙じゃなかったらCERO D~Z」などと言ったコメントが多く寄せられた。 発売当時のTwitterでは、検索候補に「グロ」「倫理」などがサジェストされる事態に。 にもかかわらず、本作はCERO Aである。そのせいで『スーパーマリオ オデッセイ』のCERO Bがいっそう疑問視される事になったのは言うまでもない。裏を返せば「見方を変えればグロい」「人によっては精神的に来るものがある」程度の物であり、普通に遊ぶ分には全く問題無いのでご安心を。(欠損描写のあるキャラも最後は元に戻る) + 問題のシーンについて(ネタバレ注意) 3面(黄カミテープエリア)のボス・パンチは、あらゆる物体に穴を開ける力の持ち主。劇中では空の太陽の位置に穴を開け、いつまでも夜が終わらない世界を作り出していた。 その後、彼は近隣に住むキノピオの顔に片っ端から穴を開け、自身の持ち場である遺跡に監禁。キノピオ達は喋る事も出来ないまま、ゾンビのような姿で囚われの身になっていた。 遺跡の中盤では、穴の空いた沢山のキノピオ達がヒモで吊るされる姿を拝むことに…… パンチとの戦闘では、マリオの顔にも穴を開けられてしまう。マリオへの思い入れが強いファンであるほど、精神的なダメージが大きいだろう。 5面(緑カミテープエリア)のボスは、評価点でも紹介したハサミ。紙でできた『ペーパーマリオ』世界の住民にとっては天敵以外の何者でも無く、おなじみのキャラクター達をバラバラに切り刻んでしまう。 初登場シーンでは、父親を助けに颯爽とやってきたクッパJr.に襲いかかり、 真っ赤な背景をバックに彼をバラバラの紙片に。 ハサミが待ち受けるクッパ城内部では、駆けつけたクッパ軍団を迎撃。バラバラに切り刻まれた体が城の床に散乱していた。 マリオがハサミに対峙すると、切り刻んだクッパ軍団を材料にしてメットのハリボテを作り、マリオを襲わせる。「デビルマンのジンメンを思い出した」という声も。(*6) 猟奇的な性格の持ち主であり、以上の行動は全て遊び感覚で行なっている。戦闘ではマリオにゲーム感覚で戦いを挑む余裕を見せるが、ハサミの斬撃を食らうと、たとえマリオだろうと一撃で死亡。マリオが999ダメージとともに真っ二つにされるシーンはショッキング極まり無い。しかも途中からはこれしかしなくなる上にだんだんとフェイントまで混ぜてきだすので、回避に自信がないなら何とかして行動を封じる以外に勝ち目がない。 それ以外にもあるブンボー軍団へのカミの手を使ったフィニッシュも見方によってはショッキング。 特にホッチキスは上顎と下顎を掴みそのままへし折るといった方法で止めを刺す。その際「へしおれ!」のメッセージが大きく表示される為、尚インパクトに残る。 そうした残虐表現以外にも、マリオ達がワンワンに襲撃されるシーンや、ラストダンジョンで穴に落ちた際の死亡演出など、恐怖をそそるシーンは随所に見られる。 ゲーム終盤では、敵の飛行機を撃ち落とすミニゲームが挿入される。ボム兵を使って相手を撃ち落とすのだが、その攻撃方法はそれまでのストーリーで描かれた倫理観に真っ向から反する内容。にもかかわらず、劇中で一切ツッコミは入らない。 あまりの内容に困惑するプレイヤーもいれば、「これが彼らにとって正しい生き方なのだろう」と考察するプレイヤーまで、様々な意見が存在する。良くも悪くも強烈なシーンとなっている。 ボム平について + 重要なネタバレ注意 上記のボム平は、ストーリー中盤で障害物を破壊するために自らの命を引き換えに爆破したのだが、前述した「ボム兵を使って撃ち落とす」という描写に丸っきり相反してしまっている。 ボム兵の爆発=死という描写がされたのは本作が初である。過去作のピンキーとバレルは何度爆発しても平気であり、特に『ペーパーマリオRPG』ではモブのボム兵も爆発後に死んでしまうという描写は無かった。そのためか、「爆発したら上から降ってきて何事もなく無事でいるだろう」と思ったプレイヤーも居る模様。 プレイヤーによってはこの点が気になってしまい、ボム平のイベントに感情移入できない事がある。 黒幕について + ゲーム終盤のネタバレ注意 ゲーム最終盤で明かされるラスボスの動機は、登場人物すら驚くほどに拍子抜けする内容。 オリー王の生みの親である折り紙職人キノピオは、オリー王が優しい王様になってほしく彼の腹部に願い事を書いたのだが、オリー王がその事を「お腹を汚した」と誤解したばかりに種族のキノピオ全体に手を出したとされており、実際にオリビアも唖然としている。折り紙職人のキノピオだけならまだしも、「みんな同じ顔だから」という理由で何の罪もない他のキノピオにまで手を出すのはいくらなんでもやりすぎである。しかもマリオ・クッパ・ピーチ姫に至っては巻き込まれる動機が全くないし、利用されたクッパ軍団の中には今回の騒動をきっかけに命を落としたキャラもいる。 本作のストーリー面でも特に賛否両論があり、「萎えてしまった」という否定的な意見もあれば、先述のミニゲーム同様に考察の対象として受け入れるプレイヤーまで、幅広い感想が存在する。 というのも、ラスボスの境遇は人間のそれとはかなり異なっていて、一概に些細な動機とは言い切れない。最後には誤解であったことが判明して謝罪し、本人なりのケジメも付けている。 今回のラスボスは『マリオ ルイージRPG2』が引き合いに出されるほど外道な行いをしており、行動と動機のギャップがより印象を強めている。 即死ポイントが多い。 直前に「セーブをした方がいい」という助言がほぼ必ずあり、そこからやり直せる事が多いため、普通に遊ぶ分には問題無い。しかし、今作はゲームオーバーにならずにクリアするともらえる隠し称号が存在する上に後述するセーブの仕様が絡んでくるため、この称号の取得難易度が色々な意味で非常に高くなっている。 中には即死攻撃が連発されるボス戦や制限時間で即死するボス戦、ほぼノーヒントで三択を突破しなければならない局面もあり、初見のノーミス達成はほぼ無理と言える範疇に足を突っ込んでいる。 問題点 通常戦闘のテンポが悪い。 今作の通常戦闘は1ターンあたり1~2分かかり、パズルに手間取ると撃破に数ターンかかってしまう。エンカウント制の戦闘としては所要時間が長く、ダレやすい。 というのも、パズルパートが数十秒の制限時間で構成されており、その後改めて戦闘パートに入る為、必然的に時間が掛かってしまうのである。 前述のとおりシナリオが進むにつれてパズルの難易度が上がる傾向にあることも、戦闘におけるテンポの悪さを助長する。 連戦「ウェーブバトル」に突入した場合、所要時間も倍になってしまう。 逃走成功率はそこまで高くないので、面倒な時に逃げるという選択肢も取りづらい。 この点はパズル要素が受け入れられたプレイヤーにとっても難点であり、戦闘面が評価を下げる一因となっている。 また、先制攻撃の恩恵が殆ど無く、戦闘時間の短縮にならない点も難点。 一度のバトルで4~12体の敵と戦うにもかかわらず、攻撃できるのは1体だけ。与えるダメージも中途半端で、得られるメリットが殆ど無い。 先制攻撃自体は戦闘カットに使えるものの、強めの敵に使うメリットは殆ど無く、旨味がない。 戦闘パートの必要性。 ここまで触れたように(ボス戦はいいとしても)そもそも通常エンカウント戦闘は存在意義が薄い。 スーパーペーパーマリオ以降のシリーズそのものの流れとして『コマンドRPGからの脱却』が目に付くが、本作はどっちつかず感が特に出てしまっている。 ザコ敵の個性がまるでない。 敵がパズルピースのような扱いで1ターンで殲滅させるというコンセプトの仕様上、ザコ敵の個性は皆無。更にハンマーとジャンプで攻撃範囲が異なる設計もあるためか飛んでいる敵にハンマーが当たらないなんて事もなく、せいぜい突起物の有無で踏めるか踏めないかを判断する程度の違いしか無い。 同エリアに出る敵はHPもほとんど大差無く、その時点の最強武器で攻撃すれば大体一撃。 攻撃を一度無効化する敵も存在するもののコンセプトを阻害するためか非常にレアな敵となっており、どちらかと言うとリスト登録のために捜索されるような存在である。 「モノ」の廃止 モノシールと、カードにおけるシュールでド派手な攻撃はかなり好評だったので廃止を惜しむ声も多い。 ただし本作では、モノの延長線としてブンボー軍団が登場しているため、キャラが被ってしまう点で廃止はやむ終えなかったのかもしれない。 奥行きの距離感が掴み難い。 シリーズ共通の問題点だが本作でも同様。特にハリボテ兵との戦闘では奥と手前を行き来する事もあるため目立つ。 一部のマップではカメラが上に引いてトップビューに近い視点に切り替わると言った形で配慮している節も見られるが、そもそも立体では無いキャラクターで奥行きのある空間を歩かせるのに無理がある。 セーブデータについて 本作は一つのユーザーアカウントにつき、データを一つしか作れない。さらに一度クリアした後は、同じユーザーで新しく始める事はできず、周回プレイが不可能。 というのも多くのSwitchのゲームではメニュー画面で起動前にユーザーアカウントを選択する仕様だが、本作では起動後にタイトル画面でユーザーアカウントを選択する仕様になっているからである。 クリアデータを残したまま新しく始めたい場合には、本作のためだけにSwitchのユーザーを追加する必要がある。 ここで問題となるのが2つの隠し称号との兼ね合い。バトル用アクセサリはまだしも 一度でもゲームオーバーになった瞬間、二度と入手できなくなってしまう 方が問題で、すぐにリセットできなかった場合はNintendo Switch Onlineのバックアップで巻き戻すか、本体設定画面からデータを消してしまうしか無い。 幸い、隠し称号は完全なおまけ要素で、これを必須とするストーリー等は存在しないのが救いか。 隠し称号の存在は発売時点では公表されておらず(*7)、前情報無しでエンディングまで遊んだプレイヤーは涙を飲むことになってしまった。 称号にこだわりたいプレイヤーは、専用アカウントを作成してから1周目を遊ぶ事が推奨される。 それでいてシナリオを見返す機能も無い。ストーリー部分が好評なだけにで惜しまれる点である。 集合体恐怖症のプレイヤーに厳しいシーンが存在する。 序盤のキャンプ場に置いてある木製製品を調べると、チェックした対象物に黒目が表示されるのだが、沢山積まれた薪を調べるとこまごまとした木片一つ一つに黒目が表示され、蓮コラ(*8)のような絵面になる。 これは本作特有のブラック描写などでは無く、純粋にスタッフの配慮不足と思われる。 幸い、この薪を調べないと進行しないイベントは存在しない。これから遊ぶプレイヤーは「薪を調べてはいけない」と覚えておくか、それが来ると覚悟したうえで調べよう。 しかし、中盤の砂漠遺跡でミイラのハリボテと戦う際に大量に現れる落とし穴は回避不可能。こちらもまばらに穴が空き、蓮コラのようになる。こればかりは回避不可能なので、ミイラが出てきたら心の準備をしておこう。 + アップデートで修正済みの問題点 初期版ロムにて、詰み要素を含んだバグが存在する。 一つは、収集要素の一つである敵キャラクターがコンプリート出来なくなるというもの。 もう一つは、あるステージのスタンプラリーをクリアして受付から景品をもらった後、再び受付に話しかけるとキーアイテムがもらえなくなり、進行不可能になるというもの(余程ひねくれた行動をしない限りは発生しない)。 いずれもアップデートで改善されたが、オンライン環境が無いプレイヤーは注意。 総評 戦闘の賛否こそあるものの、今まで不評だった『スーパーシール』や『カラースプラッシュ』から立て直し、紙だらけの奇妙で愉快な世界観はプレイヤーを魅了するには十分。 一方で戦闘面のパズル要素とグラフィックに反して重い表現は良くも悪くも人を選び、万人向けと呼べるのかは怪しい部分もある。 それでも本作については単体のゲームとしては高い完成度を持っていると言えよう。 重いグロ表現を許容でき、かつパズルが得意という方には自信を持っておすすめできる。 これから今作を遊ぶ予定ならば、敵との戦闘は極力避け、世界を回りストーリーを楽しむゲームであると頭の片隅に覚えておこう。 余談 アイテムとして「サルのかぶりもの」「クリボーのかぶりもの」「宇宙戦士のかぶりもの」が登場する。 3つ目はPVで登場した際にファンから話題となった。 作中に登場するオリガミの一部は実際に作ることが可能。 任天堂は、これらの折り方を説明した動画を公式配信している。「折られるキノピオ」では作中のように丸みを帯びた紙(キノピオ)を使っている。 発売直後、『スーパーシール』以降のペーパーマリオシリーズにおける開発側の内情が明かされ、「 既存のマリオキャラクターを変更したり、マリオの世界観に関わるようなオリジナルキャラクターが出せなくなった 」という事実が明らかになった。(参照。但し、英語なので注意) つまり、例えば『マリオストーリー』に登場したクリオやカメキ等のような改変キャラクターは明確にNGとなり、「オリジナルキャラクターを出す場合はマリオの世界観をまったく含まないデザインで作成する必要がある」という大きな制約が掛かってしまっている模様。 長らく『スーパーペーパーマリオ』以前の作風に戻さない事について、スタッフに不信感を抱くファンは少なくなかったが、この情報公開を境に理解を示す声が増えている(*9)。 『シール』以降の"モノ"は制約のもとで生まれた要素であり、本作のブンボー軍団もその延長にある模様。 この事実により、本作の"ボム平"は制約に抵触しないギリギリのラインを攻めていたことが明らかになり、一転してスタッフの姿勢が評価される事となった。 しかしながら好評だった要素に制約を設けた結果として、公式トレーラーに圧倒的な数の低評価が付けられる、或いは「R.I.P. Paper Mario」を始めとしたシリーズの終焉を悼む動画が投下される等、「(嘗ての)ファン層からの反発」というシリーズ展開を続ける上での弊害が発生してしまった事は否定できない。 今回の情報公開についても、マリオストーリー/ペーパーマリオRPGのような世界観のシリーズ新作が事実上絶望的となってしまった事に対して落胆する意見が決して無い訳ではない。少数ではあるが「何故態々その様な制約を設けなければならなかったのか」と、批判の矛先をあらぬ方向へと向けてしまったユーザーも確認されている。 そんな声の中、「Nintendo Direct 2023.9.14」にてペーパーマリオ初のリメイク作『ペーパーマリオRPG』がNintendoSwitchにて2024年に発売される事が発表。問題視されていた本作のオリキャラ達も問題なく継続されている。どうやらファンによる心配の危機は免れた模様。 開発元がインテリジェントシステムズである事に加え、残酷表現や中盤のショッキングな展開・終盤のミニゲームの道徳の無さから、『ペーパーマリオ 風花雪月』と揶揄される事も。 「風花雪月とシナリオ担当者が同じ」とされることもあるが、さすがにこれはデマ。『風花雪月』のストーリー担当はコーエーテクモ(シブサワ・コウブランド)が主導で、本作との接点はあまり無い。ライターが共通しているのはこちらの方である。 また、ISは一作目の『マリオストーリー』からペーパーマリオシリーズを担当している点にも注意。各記事を参照して頂くとわかるが、ペーパーマリオのやりたい放題な作風は本作に始まった事ではない。が、今作から始めたプレイヤーから見るとそう捉えられても仕方ない部分はある。 奇遇なことに、本作のPVが初公開されたのと同日、『ペーパーマリオRPG』以前のシリーズ作品をオマージュしたインディーゲーム『Bug Fables ~ムシたちとえいえんの若木~』のSwitch版の「あらかじめダウンロード」が開始した。 ペーパーマリオシリーズは『RPG』以前の作風を求める声も未だ根強く、本作がRPGでない作品だった事もあってか、古参ファンからは引き合いに出されることとなった。 発売から一ヶ月後、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に本作出典のスピリッツが配信されたのだが、そのうちオリビアのバトル内容が本作のショッキングなシーンを抉る物となっており、ファンからは阿鼻叫喚の声が上がった。(参考・リプライ等から重要なネタバレが推測できてしまうため、これから遊ぶプレイヤーは閲覧非推奨) 『スマブラSP』のスピリッツモードは人の心が無い原作再現にも定評があり、発売から一年以上経った作品でも例外ではなかったようだ。 『TETRIS 99』とのコラボ祭を開催していた。 2020年12月の時点で国内47万本、全世界で305万本のセールスを記録。 商業的な失敗をした『カラスプ』(国内累計7万本)と比べると売上は大きく躍進、全世界での売上はシリーズ最多となった。 ちなみに本作の発売日にはSIEから『Ghost of Tsushima』も発売され、世界的なヒットを記録。この日はライバル企業同士で目玉タイトルがぶつかり合う構図となった。 Nintendo Switchソフト『超おどる メイド イン ワリオ』のナインボルトステージで、本作がプチゲームとして登場している。
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ペーパーマリオ カラースプラッシュ / Paper Mario Color Splash 機種:WiiU サウンドディレクター:村上聖 作曲者:金﨑猛、後藤重満、磯部文弘 効果音:松永政信、馬場泰久、森下弘生、青木大地、山田泰正 サウンドエンジニア:関河義人、田中靖憲、谷川充博 サウンドコーディネーター:いけだあきこ サウンドスーパーバイザー:近藤浩治 開発元:インテリジェントシステムズ 発売元:任天堂 発売日:2016年10月13日 概要 ペーパーマリオシリーズの第5作目。 「色」が新たなテーマとなり、色を使った仕掛けや謎解きが特徴。 前作の『ペーパーマリオ スーパーシール』と同じく、バンプールの工藤太郎氏がディレクションに関わっている。 音楽はインテリジェントシステムズ所属の金﨑猛氏が中心に作曲。曲数が多くバラエティ豊かな音楽が収録されている。 サウンドギャラリーがあり、各エリアで色ヌケ修復率を100%にすると聴ける曲が増える。 (前作:ペーパーマリオ スーパーシール 次作:ペーパーマリオ オリガミキング ) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 メインテーマ タイトル画面 メインテーマ(ラグタイム) ジャンケンしんでん ワールドマップ ドロボーヘイホーのテーマ フッくんメドレー イロドリスプラッシュ! スタッフロール イロドリタウン カードショップへようこそ イロドリ博物館 手紙キノピオのゆうびん屋 あやしい街角 さびれタウン キノピオ大ピンチ! 恐怖のストロー ベニーロード バトル! 通常戦闘 通常戦闘曲314位 イロドリCafe WAになってヘイホーダンス いたずらヘイホー 出動!レスキュー隊 モノ~ショウカキ アカミル湖 きりとれキリトリ 一番モノしぼり 選ばれし超パワー マッカッ火山 燃えよドラゴドン 湯る~り極楽 マッカッ温泉 モノ~ドライヤー アキャットタワー 空飛ぶクッパ船 ボス登場! 原曲:KINPAKU(ペーパーマリオ スーパーシール) オラオラ!モートン モートン戦 きらめく大ペンキスター 大(ビッグ)ペンキスターゲット時 ペンキスター・メモリーズ 大(ビッグ)ペンキスターの回想 モノ~マネキネコ イロドリサンバ ブルーノどうくつ 恐怖のストロー(リプライズ) しゃくとりヘイホー戦 モノ~レモン モノ~ラバーカップ アイキキビーチ 海フェス・オンステージ シャッフル シャッフル! くつろぎのビーチベッド ペーパー・パイプライン モノ~センプウキ ホテル オーシャンブルー ミステリアス・ホテル 怪奇ホテルの謎 キノピオ・ゴー・トゥ・ヘブン 「ムーチョdeムーチョ」OP 原曲:ムーチョdeムーチョ(ペーパーマリオ スーパーシール) それでは おこたえください! もんだいを ごらんください! モノ~インスタントカメラ コバルトドック せいれつ!ヘイホー中隊 大戦艦スーパー・ルド号 決戦!ルドウィッグ ルドウィッグ戦 2016年153位マリオ155位 色彩のワルツ ヤマブキー山 山小屋のダンナ様 くるくるドアゲーム キーコロとうげ テ・ン・カ・イ キーノコハウス モノ~ブタノチョキンバコ 砂の大穴 ムーチョの地下アジト サンボがマジにやってくる マッキーコロシアム 大乱闘!バトルロイヤル イギー・ザ・チャリオット イギー戦 マリオ206位 モノ~アイスピック モノ~センヌキ 踊る!イロドゥーリ ダイダイ谷 ワンワン!オチビちゃん ダイダイトゲしんでん 噴けよマグマ、呼べよ溶岩 強敵バトル! 中ボス戦 2016年172位 レストラン オレンジーノ キッチンスタジアム マリオのアクションクッキング モノ~ムシメガネ サンセットエクスプレス さすらいのソンブレロ ラリーの暴走機関車バトル ラリー戦 ペンキー&カントリー パ・プールていえん 毒々パ・プールていえん ノコノコ・メロメロ物語 ゆれてる濃い心 モノ~ティーポット バイオ列島かいきょう 船だっかん作戦 いざ、大海原へ! 船乗りの歌 モノ~デンチ モノ~コンパス バイオ列島の島 バイオ列島の島(ウラ) バトル!(ウラMIX) 裏世界の通常戦闘 いざ、おたから島へ! とうだいディスコ バイオ列島 おたから島 バイオ列島 おたから島(ウラ) ウェンディとの決闘 ウェンディ戦 第11回963位2016年133位 モノ~シオコショウ もんだいを ごらんください! モノ~インスタントカメラ モノ~バーベキューコンロ イロドリアン舞曲 どうってことない森 ミドゥーリの大森 カメックのテーマ るんるん教授 5連爆走!クリボー族 けちらせ無敵スター モノ~カブ バトル!(ピコピコMIX) モニター世界の通常戦闘 モノ~カナヅチ モノ~タテブエ フカミドゥーリシアター ザ・ジャグラー(ピアノ) ザ・ジャグラー ミドゥーリサーカス レミーの華麗なるショー レミー戦 マリオ189位 モノ~ミラーボール イロドリシティはダンスフロア クロクッパ城 マリオ 216位 レインボーロード マリオカート64の「レインボーロード」のアレンジ ロイのペンキでヌ・フ・フ ロイ戦 2016年261位 クッパのテーマ 対決!黒いクッパ クロクッパ戦1 黒ペンキ 最終決戦 クロクッパ戦2 2016年208位 さよなら エピローグ1 平和ふたたび エピローグ2 紹介映像
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【TOP】【←prev】【Wii U】【next→】 PAPER MARIO カラースプラッシュ タイトル PAPER MARIO カラースプラッシュ ペーパーマリオ 機種 Wii U 型番 WUP-P-CNFJ ジャンル アクションアドベンチャー 発売元 任天堂 発売日 2016-10-13 価格 5700円(税別) ペーパーマリオ 関連 N64 マリオストーリー GC ペーパーマリオRPG Wii SUPER PAPER MARIO WiiU PAPER MARIO カラースプラッシュ 駿河屋で購入 Wii U
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▽メニュー一覧 オリジナルマリオシリーズ 新たなマリオシリーズの一つであり、ペーパーマリオシリーズの第6作目(「マリオ ルイージRPG ペーパーマリオMIX」を含むと第7作目)。 登場人物 ニスター 不思議な流れ星によって命を吹き込まれた帽子を被った流れ星のぬいぐるみの少年。 ネスター 不思議な流れ星によって命を吹き込まれた羽衣を羽織った流れ星のぬいぐるみの少女。 キュービー ルービックキューブが合体したロボット。ニスターとネスターのしつけと学問教育担当。 チューブロック 本作のラストボス。フィギュロイドのボスの巨大なロボットのオモチャ。 ボカボン モグラたたきゲームの姿をしたロボットで、フィギュロイドの幹部の一人。 バーヴィー 着せ替え人形で、フィギュロイドの幹部の紅一点。 ゲジン パンダの人形で、フィギュロイドの幹部の一人。 リブッキ ブリキの人形で、フィギュロイドの幹部の一人。 ブラウッキー シンバルを持ったサルのオモチャで、フィギュロイドの幹部の一人。 ダイズ サイコロで、フィギュロイドの幹部の一人。 ボジェスター 道化師の格好をしたびっくり箱で、フィギュロイドの幹部の一人。 クランチランピーター チューブロックやフィギュロイドから「恐怖の大王」と恐れられ封印されていた恐怖の将。オリジナルの「クランチランピーター」とは別のディズニーヴィランズ。
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登録日:2013/08/03 Sat 10 42 03 更新日:2024/04/28 Sun 09 20 55NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 3DS ちゃぶ台返し インテリジェントシステムズ キノピオだらけ ゲーム シュール シール スーパーシール ニンテンドー3DS ペーパーマリオ マリオ ムーチョでムーチョ ルーシー 任天堂 毒舌キノピオ 紙 賛否両論 黒い任天堂 『ペーパーマリオ スーパーシール』(Paper Mario Sticker Star)とは、2012年12月6日に任天堂から発売された3DS専用ソフト。 開発はインテリジェントシステムズ(通称イズ)。 ジャンルは従来のアクションRPGと前作のアクションアドベンチャーから一転して「シールバトルアドベンチャー」。 通称『ペパスシ』。 ペーパーマリオシリーズの4作目にして、更なる2度目のシステム大幅変更や携帯機へのプラットフォーム移行など色々な転換点となった作品でもある。 シリーズの特徴であった紙っぽいグラフィックは更に進化し、全体的に段ボール工作のような質感に様変わりしている。 (もちろんキャラクター達はいつも通りペラペラの紙) ストーリー性の強いRPGだった過去作から一転して、謎解きアドベンチャー的なゲームとなっている。 理不尽なゲームバランスや薄いストーリー要素から、ぶっちゃけシリーズファンを中心にかなりの不評を買ってしまった作品。 その一方で、紙の質感にこだわった演出やケレン味のあるバトル要素には光るものがあり、その一部は後の作品にも受け継がれている。 売上本数はファミ通2013年ランキングによると累計56万1139本。シリーズを通して見ても良好であり、内容に賛否はあれど商業的には成功を収めた。 ■ストーリー 年に一度、ラベルンタウンという街で開催されるシールの祭典「シールフェスタ」。 ゲストとして招かれたマリオとピーチ姫は、触れた者の願いを叶える不思議なシール「ロイヤルシール」をフェスタの佳境で目の当たりにする。 そこへロイヤルシールを奪おうと大魔王クッパが乱入。 だが触れた途端、ロイヤルシールは6つに分裂し、うち1つはクッパの頭に・・・ すると、シールの秘めたる魔力にあてられたクッパは暴走を始める。 いつものようにマリオが立ち向かうも、食い止める事ができず会場は崩壊。 更にキノコ王国中が、クッパのイタズラによってメチャクチャに荒らされてしまった。 崩れ落ちた会場で目を覚ましたマリオは、「ルーシー」という不思議なシールの女性と出会う。 散らばったロイヤルシールが危険な力をもたらす事を彼女から知り、同時にクッパを止められなかった責任を強引に取らされ協力する事に。 かくしてロイヤルシールを巡るマリオの冒険が始まるのだった。 ■特徴 『スーパーペーパーマリオ』と同じステージ制だが、フィールドは『マリオストーリー』『ペーパーマリオRPG』と同じ3D空間。 つまり両者を掛け合わせた感じ。 タイトルにも銘打たれている通り、本作は「シール」を剥がして集めながら冒険する。 シールは戦いで使う「バトルシール」や、それに加えて謎解きにも使う「モノシール」の2種類が存在する。 フィールド各地にシールを貼ったり剥がしたりできる場所が用意されており、適切なシールを貼るとイベントが発生して道が開けるシステム。 これはボス戦にも共通し、 弱点となるシールを使えば楽に倒せるが、使わないとまともな勝負ができない というゲームバランスになっている。 中には正解が一つではないパターンも。 なお、間違ったシールを貼ると何も起こらない上に、そのシールは没収。一度使うと再入手が面倒なシールや、隠し要素みたいな場所で手に入るシールが平気で正解に設定されていることもあったりするので、詰まったら大人しく攻略を見ることをお勧めする。 ■バトル マリオは逃走を除いた 全ての行動でシールを消費する 。手持ちのシールが尽きると何もできなくなってしまうため、シール管理が肝心。 HPを除く戦闘力は、基本的にシールのみによって決まる。本作には 経験値やレベルの概念は無い。 ステージ上でとにかくシールを集め、時にはショップで購入することが大事。シールを浪費してむしろ損になるケースも多いため、半端な雑魚敵はスルー推奨。 また、コインを消費し「バトルスロット」で出目を揃えれば、一度に使えるシールの数を増やす事が可能。 敵によってはこれを利用しないと奥の敵に攻撃できなかったり、手数の少なさから決め手に欠けてしまう事も多くなる。 このように従来よりもRPG色が薄く、戦略性に重きを置いたバランスとなっている。 なお、特技・仲間キャラは廃止。 HPだけはシールと関係なく、ステージ上にある「+5ハート」というアイテムを必要とする。 数値通り最大HPが5上昇し、攻撃力もちょっと上がる。 本作では敵味方ともにダメージ値がインフレしており、HPが低いまま突き進むと地獄を見やすい。 アクションコマンドは基本Aボタンのみ使用。 今までよりもかなりシンプルな操作となった。 シールはキラキラの箔がついているものほど効果が高い。 さらに強い「デカキラ」「メガキラ」なんてものもあるが、大きいぶんアルバムを圧迫するので多くは持てない。 モノシールを除き、クリアするだけなら「キラキラ」まであれば十分。 主な分類 ジャンプ系 お馴染みジャンプ攻撃ですら回数制という時代に。 例によってトゲ付きのモンスターには無効。 今回はコマンドが成功する限り無限に踏み続けられるというチート級のジャンプシールが存在する。 序盤からシール消費無しに先制攻撃できる手段でもある。 ハンマー系 衝撃波で後列の敵にもダメージを与える。 当然アクションコマンドの評価が高いほどダメージも大きい。 キノコ系 これだけは従来の回復アイテムと扱いが変わっていない。 「デカ1UPキノコ」は、本作では非常に珍しい デカくてキラではない シール。 その他 敵の踏みつけ攻撃を防ぐ「トゲメット」、横からの攻撃を迎撃する「しっぽ」などの防御・補助系が中心。 ■モノシール 強力なシール。 道端に落ちている「モノ」は扇風機やハサミなど現実の道具が元となっているが、 すべてリアル調の3Dグラフィックで描かれ、紙の世界観から凄まじく浮きまくっている。 そのままでは使えないため、モノ投げ屋に持ち込みシールとして加工する必要がある。 サイズは小さかったり無駄にでかかったりと色々。 基本的にはステージ上の仕掛けを動かすために使う。 この時はだいたい専用のイベントが発生する。モノによっては非常にシュールな光景が・・・ ぶっちゃけ一発ネタの意味合いもある。 戦闘中に使うと敵に大ダメージ、回復、自己強化など様々な効果が発生する。 いずれも雑魚、ボス問わず強力な効果を発揮してくれるが、実は表示されていないだけで秘密裏にアクションコマンドが存在する。 これもモノ次第だが、基本はタイミングよくAボタンかひたすら連打で効果が上昇。 中には滅多に使わないマイクフーフーを要求される事もあるらしい。 一部のモノシールは小・中・大のサイズと効果量違いの似通ったエフェクトを持つものがある。 効果を選ぶか持ち運びやすさを選ぶか、自分で考えろという事なのだろう。 ちなみにエフェクトが似ているといっても、細部が割と違っていたりする。 モノシールの例 扇風機 そのまんま。 しかも扇風機と言うには超大型巨人級の凄まじいデカさなので最早暴風クラス。 ハサミ そのまry 軽快な音楽と共に敵を空間ごとジョキジョキ切り刻む。 亜種のモノシールが最も多く、演出もそれぞれ全く違う。 招き猫 そry 飛べない招き猫はただの猫。この一言に尽きる。 七面鳥 ・・・もう何も言うまい。 人によってはコイツが初見で一番理解に苦しむ。そして不気味。 ■登場キャラクター マリオ 毎度おなじみ赤いツナギの配管工。 今回は貼って貼って貼りまくる冒険の旅に。 ルーシー シール星からやってきた。今回のゲストヒロイン。 かなり気の強い態度のツンデレだが、次第にマリオと打ち解けていく。 クリオ、クリスチーヌ、アンナと続く4代目サポートキャラだが、如何せんバトル中にヒントを出すのが遅すぎる・・・ ラスボス戦は一見の価値あり。 ピーチ姫 毎度おなじみさらわれマニア。 例によって終盤まで出番が無い。 クッパ 今回はなぜか一切台詞を喋らない。ロイヤルシールの影響か? 魔力のせいでやたらと全身ギラギラしている。 クッパとのラストバトルは本作一番の長丁場。非常に多くの段階に分かれている上、それぞれで有効なシールも違っている(*1)ため、自力でクリアするなら相当なトライアンドエラーを覚悟すべき。ラストは本作随一の胸熱展開なので、それまでの苦労に見合った達成感はあるはず。 なお、本作は徹頭徹尾「マリオvsクッパ軍団」の構図なので、第三勢力は不在。ちゃんと喋る悪役のクッパが見たい人は、マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIXを買おう。 クッパJr. ストーリー中、3回に渡ってマリオに絡んでくる。 ぶっちゃけ空気。 カメック クッパの腹心。カメザードとカメックババ、どこに行った?君のようなry 丁寧語だが非常にイヤミったらしい性格。 引き篭もりのクッパに代わり各ワールドで暗躍している。 恐らくマリオシリーズの雑魚キャラではかなり出世した部類で、本作の敵方というか、下手したら、敵味方問わず本作のキャラで一番キャラが濃い。 最期が・・・ 次々回作にて、男であることが発覚する。 ハナチャン ワールド3の重要キャラクター。 カメックの魔力で胴体がバラバラになり、しかも自我が芽生えたせいで元に戻らず逃げられてしまう。 胴体を連れた状態でミニイベントを発生させると、ハナチャン宅に絵日記がつけられる。 内容に思わずほっこりしたプレイヤーもいるとか。 キノピオ 本作のNPCはだいたいキノピオ。全部キノピオ。 いつになくブラックな発言に磨きがかかっている。 ラベルンタウンの緑キノピオは序盤の復興時にすごく残酷な目に・・・ 後で助けてあげるとシール博物館が解禁される。 ■シール博物館 緑キノピオが地下に作り上げた豪華な博物館で、本作のコレクション要素。 冒険中に集めたバトルシール・モノシールを額縁に貼り付けてコンプリートするのが目標。 モノシールの説明文はカオスまみれ。 ■余談 + ストーリーの評価に対する補足と、その後の展開 ストーリーの薄さがよく指摘される本作だが、その原因は、前作のアンケートで「ストーリーが良いという意見があまり書いてなかった」かららしい。 そして、宮本茂氏の「ちゃぶ台返し」があったことが『社長が訊く』にて判明。 元々は人気作「ペーパーマリオRPG」の系譜として制作されていたのが、彼のちゃぶ台返しを喰らったことで、 「シールを使って冒険」 「キャラクターは極力マリオシリーズだけ」 「ストーリーは重視しない(*2)」 を軸に路線変更が決まった。 ちなみにこの『キャラクターは極力マリオシリーズだけ』の縛りの内容は後年明かされており、本作以降「クリオ」や「カメキ」の様なキャラは全てNGとなったとのこと。 これを引き合いに宮本氏をバッシングする人もいたが、インテリジェントシステムズがその注文に対してうまく答えを整理し切れていない状態のまま出してしまった事もまた事実であるため、宮本氏に全ての責任があるわけではない。 ちなみに、『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』の社長が訊くでは、 アルファドリームの開発スタッフ達が本作を引き合いに出し、遠まわしにdisっているともとれる発言が飛び出した。 同作の評判は良かったため、ぺパスシの反省は(別の会社の作品にだが)しっかり生かされているようだ。 原作キャラしか出さないという路線は、同じくアルファドリーム制作でペーパーマリオ側がゲスト参戦した『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』に引き継がれたが、こちらの方は原作キャラを掘り下げていく作劇や戦闘の奥深さから、比較的好評を得ている。 その後インテリジェントシステムズからも、2016年10月31日にシリーズ第5作目の「カラースプラッシュ」が発売。発売前はペパスシの件が尾を引いていたのもありシリーズファンからは賛否両論だったが、ストーリーが厚くなるなど改善点もあったのでペパスシよりは高評価を得ている。 しかしそれでもゲームシステムはシールの系譜を引いたものだった為に総合評価はまずまず。所有者の少ないWii Uだったのもあるが、売り上げは大きく落としてしまった。 PVに扇風機が映り込んだ瞬間絶望したファンもいるという逸話もあるとかないとか そして2020年7月17日に第6作目となる「オリガミキング」が発売。 ここに来てストーリー性が完全復活といっていい水準になり、これまでマリオと敵対していたクッパ軍団が最初から最後まで味方になるなど異例の展開を見せる。 ゲームシステムはシールやカラスプすら上回る変化球となり、またも賛否両論。売り上げはswitchの成功や大規模なプロモーションの甲斐あってシリーズ上位に食い込んだ。 ストーリーの本筋が薄い分、小ネタはやたらと豊富である。 モノシールの演出の数々をはじめとして、突然のクイズ大会や懐かしのBGM、壁画チックのキモイノコノコなど、枚挙に暇が無い。 スタッフの無駄なこわだりっぷりが垣間見える。 BGMも評価が高い。ボスごとにBGMが異なるという点は今作でも健在であり、ボスゲッソー戦の一連のBGMやクッパ戦でとある条件を満たしたときに流れるBGMは今作でも特に人気が高い。 後者は、マリオシリーズ経験者なら誰でも知っている「あのBGM」のアレンジバージョン。 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーでも似た展開で同じBGMがアレンジされているが、そちらは全作品で使われているメインフレーズを採用しているのに対し、本作は「64」などで使われている追加フレーズが主旋律となっている。 また、今作にはメインストーリー意外のやりこみ要素がほぼ皆無。その代わり⋯になるかどうかは人それぞれだが、縛りプレイに使えるネタが多め。 例えば、ほとんどのボス戦はモノシールで弱点を突かないと勝負にならないが、「使わないと絶対に勝てない」のは2体しかいない。そのため、理論上はモノシール縛りで大半のボスを撃破できるようになっている。 中には、さらに踏み込んだ「キラシール縛り」に挑戦する者も。この縛りに挑んでみると、「デカ1UPキノコ」にだけキラが付いていない理由がわかる。 追記・修正はワールド4のテレザイルに吹き出した方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 反対意見もなかったようなので、コメント欄のリセットを行いました(1回目)。 -- 名無しさん (2016-10-30 22 50 03) 記事に「ネット使えばいくらでもストーリーの意見が見つかる」ってあるけど、その意見を書いた人が本当に買ったかどうか分からないから、クラニンのアンケートが優先されても仕方ないと思う。 -- 名無しさん (2016-12-25 17 35 14) アンケートにいちいちストーリーの意見なんて書かんだろ。たぶん -- 名無しさん (2017-01-05 17 04 40) 記事に書いてあるけど「ストーリーに対する意見よりも演出や特殊システムに対する意見のほうが多かった」→「じゃあストーリー消すわ。特殊システムと演出に特化しよう」ってことになった、ってスタッフが言ってるのがアホなのよ。百歩譲ってストーリーが犠牲になったことを把握したうえで楽しもうにもさ、あの欠陥塗れのぺパライズ連打のどこにストーリーを犠牲にするほどの魅力があるのかと。 -- 名無しさん (2017-01-25 22 36 26) というかユーザーの意見がどうであろうと、RPG(もしくはそれに近いゲームデザイン)である以上は添え物程度でいいからストーリー入れなくちゃダメだよね。アクションや演出との二者択一じゃない -- 名無しさん (2017-01-26 02 30 42) これの売り上げが良かったのは前作のスペマリ、及びそれまでのシリーズの積み重ねがあってこそだけど、ハードが違うとはいえカラスプの大きな売り上げ低下は間違いなくこのソフトのせいだよね -- 名無しさん (2017-03-24 01 31 33) 今後スペマリ以前のようなストーリーのペパマリゲームは発売されるんだろうか…オリジナルキャラ再び登場させて欲しい -- 名無しさん (2017-04-15 20 56 37) 以前のペパマリに戻ってほしい -- 名無しさん (2017-07-31 09 18 07) ペパマリシリーズは据え置き版はやったことないんで買おうかと思ってたが買わんで正解だったな -- 名無しさん (2018-04-13 05 51 28) 要するに、魔法とドローしか使えないFF8って感じ? -- 名無しさん (2019-11-30 23 21 11) 社長が訊くのインタビューから察するに本来はブレスオブザワイルドの武器使い捨てシステムみたいなことやってみたかったんだろうな、ってのはわかる。プレイヤー自身の攻撃力は上がらないけど進行に合わせて強い武器(シール)が手に入るようになって、それに呼応するように敵も強くなって…という感じで。練りこみ不足で「ザコ敵なんて相手にしてもマイナス」っていう本末転倒なことになってるけど -- 名無しさん (2020-04-22 10 44 20) 「全ての行動が消耗品&経験値がない」ことから「どんな雑魚と戦う場合でもリソースを消費し、勝った時に得る物がない」と言うことになってしまったのは明らかに問題。弱くてもシール消費しない攻撃ができればもう少しましだったんだろうとは思うんだが。あるいは、いっそのことバトルは全部固定のイベント戦のみで、雑魚戦全廃止とか。 -- 名無しさん (2020-04-22 10 57 49) ペーパーマリオ最新作が発売か。マリルイRPGはアルファドリームなくなって望み薄いからどうなるか…。 -- 名無しさん (2020-05-15 00 44 07) オリガミキングで本格的にシリーズが人気回復を果たした事からこの作品もそのプロトタイプとして許されたかな? -- 名無しさん (2020-08-07 18 44 17) それとこれとは別で許さない -- 名無しさん (2021-02-01 01 09 29) そのオリガミキングも本当に人気回復を遂げたと言えるのかと問われると、ちょっと返答に困るのがね… -- 名無しさん (2021-02-04 20 02 07) 単純にゲームとして低レベル。演出はともかくとして(といっても凝ってるのモノ関係ぐらいだけど)システムに特化して、このカスみたいなシステム出てくるの無能すぎてふざけてる。制作者は面白いフリーゲームでもプレイして出直せ -- 名無しさん (2021-08-25 18 51 34) 大前提としてRPGなのに経験値やレベルアップ要素が無いという時点でかなり異質なのに、ザコ戦は消費アイテムが無いと何もできないのがあまりにチグハグすぎる。それとオリキンに関しても敵キャラがマリオと何の関係も無いならそもそもマリオシリーズである理由が無いんだよね。海外ファンはその点でも絶望してたし -- 名無しさん (2023-04-27 15 56 56) 「マリオと何の関係も無い」っていうと前作の『スーパー』からおかしくなっちまっているんだよな。こっちはクリボーやノコノコの村で味方集めたり、悪いクリボーやノコノコとバトルがしたいのに。 -- 名無しさん (2023-04-28 18 09 11) ↑2オリキンもオリキンで戦闘がほぼ -- 名無しさん (2024-04-28 09 19 20) ミス。ほぼ意味ないんだよね…RPGからの乖離も進んでるのに頑なにエンカ戦闘入れたがるの謎すぎる。言ってしまえばどっちつかず -- 名無しさん (2024-04-28 09 20 55) 名前 コメント
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ペーパーマリオRPG とは、【ニンテンドー ゲームキューブ】用のゲーム。 概要 ストーリー ゲームシステム キャラクター メインキャラクター なかま ボス 主要人物 アイテム・武器 アイテム おりょうりリスト 地名 BGM 関連作品 攻略情報 バグ 小ページ リンク 日本国外版 移植・リメイク コメント 概要 ペーパーマリオRPG 他言語 Paper Mario The Thousand-Year Door (英語) ハード 【ニンテンドー ゲームキューブ】 メディア 8cm光ディスク ジャンル アクションRPG 発売元 任天堂 開発元 インテリジェントシステムズ プロデューサー 宮本茂北西亮一 ディレクター 川出亮太 プレイ人数 1人 発売日 2004/07/22 (日本) 値段 5,524円(税別) レーティング CERO A(全年齢対象) 使用ブロック数 17 シリーズ マリオシリーズ 日本販売数 約43万本 【ニンテンドー ゲームキューブ】向けに発売したマリオシリーズのRPG。 【マリオストーリー】の流れを汲んだ続編で、時系列も『マリオストーリー』の後の話になっている。 「ゴロツキタウン」とその周辺を舞台に、謎の組織「メガバッテン」と「スターストーン」の奪い合いを行う。 基本的なシステムは前作と同様で一部単語を置き換えた程度だが、数値関連や育成の自由度が大幅に増加。 取れる戦術が幅広くなった一方、ダメージ計算式はそのままのため、前作ではTCGのように繊細だったゲームバランスは本作では崩壊している。 また、ストーリーや演出は「紙」を意識しているものが前作以上に増えただけでなく、何故かこのビジュアルでグロテスク・マフィア・悪堕ち等のブラック寄りのネタが大幅に増加し、絵本を意識した子供向けのイメージイラストでありながらブラックユーモア溢れる作風となってしまった。 結果としてマリオらしからぬカルト的な人気を誇る作品となり、未だにこの方向性のRPGを持ち望む声もある。 CMは3種類あり、巨大な橋・ビルが並ぶ都会・空港に巨大なペーパーマリオが現れて、それぞれロールモード・ペーパーモード・ヒコーキモードを披露する内容。 英語でのタイトルでは前作の時点で既に『Paper Mario』となっているため、『The Thousand-Year Door(日本語で「1000年のトビラ」)』と副題がついている。 開発段階のタイトルでは『Paper Mario 2』となっており、この時点からでも『マリオストーリー』の続編と分かるタイトルであった。 2024年には【Nintendo Switch】向けにリメイクされる事となった。【ペーパーマリオRPG(Switch)】を参照。 ストーリー こんにちは、マリオ。 わたしは今、キノコ王国をめぐる旅に出ています。 その旅の途中で、ふしぎな地図を手に入れました。 なんと! 宝の地図です。 ゴロツキタウンという街で、 物売りのおばあさんからもらった箱に入っていたのです。 でもわたし一人だけで宝物を見つけ出すのは ちょっとタイヘンそう…。 だから、マリオに宝探しを手伝ってもらいたいのです。 いいわよね? 宝の地図は、手紙といっしょに入れておきました。 それを持って街まで来てください。 ゴロツキタウンの港で待ってます。 (ぜったい来てくださいね) ピーチより ピーチ姫が待っているという ゴロツキタウンの港に向かったマリオでしたが、 ピーチ姫の姿はどこにも見当たりません。 いったいどこへ…? ピーチ姫を探して港を歩きまわっていると、 何やらもめごとが起こっていました。 マリオは、まきこまれていたクリボーの女の子を助けてあげました。 彼女の名前はクリスチーヌといいました。 なんと、クリスチーヌも宝探しの途中だったのです。 マリオが宝の地図を持っていることを話すと、 古い伝説にくわしい考古学者のフランクリ先生に会って、 話を聞くことになりました。 フランクリ先生によると、伝説の宝を手に入れるためには、 7つのスターストーンを集め、宝につながると言われる 1000年の扉を開かなくてはならないようです。 ピーチ姫がくれた地図は、 スターストーンのありか教えてくれる 魔法の地図だったのです! 宝を追っていけば、きっとピーチ姫に会えるはず…! さて、マリオの行く手には どんな冒険が待ちうけているのでしょうか…? ゲームシステム マリオの能力冒険を進めるとマリオが体を変形させる能力を習得する。空を飛ぶ「ヒコーキモード」、体を横にする「ペーパーモード」、丸まって回転する「ロールモード」、水の上を移動する「ボートモード」を覚えられる。 スーパーガード相手の攻撃に合わせてBボタンでボタンガードを行うとスーパーガードとなり、相手にダメージを与えつつ攻撃を完全に無効化する。タイミングは通常のガードよりシビア。 アクロバットアクションコマンド時に特定のタイミングでボタンを押すと追加のアクションが発生し、普段よりも多くのスターパワーを得られる。 BINGO!スロットアクションコマンドを成功させる度に表示されていき、同じ絵柄が2つ揃っている状態でアクションコマンドを更に成功させるとスロットが回転する。ここで絵柄を揃えると「BINGO!」状態となり、様々な恩恵を受けられる。ただし、どくキノコを揃えてしまうと、HP・FP・スターパワーが半減して観客が0人になるという強烈なデメリットを受ける。 劇場と観客バトル時は劇場の舞台のような場所で行われ、観客たちがそれを見ている。レベルが一定数に上がると劇場が変化し、観客の最大数や仕掛けが増えていく。アクションコマンドの成否によって観客は増減する。観客が多ければ多いほどスターパワーがたまりやすくなり、一部の観客は特殊なアクションを起こす。ボスの中には観客を利用した攻撃をしたり、観客を全滅させたりするものもいる。時々観客が手助けや妨害をしてくることがあり、アイテムや石など投げ連れてくる。観客を攻撃するとその観客は退場するが、手助けしてくれる観客を攻撃してしまうと観客が減ってしまう。観客が減る要因としては、逃げるを選択する、アクションコマンドを失敗する、同じ行動を選択し続ける、マリオや仲間が戦闘不能になる、といった行動で発生する。 バッジの重ね付け本作では同じワザのバッジも複数手に入るようになり、重複して装備が可能。重複したワザは威力が上がり、消費FPも倍々に上昇する。複数手に入るバッジも増加し、特に「ピンチデ」系の複数入手は手軽に強化できる手段として活用されることになる。 状態異常の追加・仕様変更味方を攻撃してしまう混乱、毒と一緒でダメージを受ける「ほのお」などの状態異常が追加された。また前作では行動不可能の状態異常が殆ど差別化され、凍りが解凍後ダメージ、めまわしは攻撃が外すことがある、ねむりは攻撃を受けると解除とそれぞれ別の効果になっている。 毒一定ターンの間、1ダメージを受ける。今作では最大9ターンも毒になる場合がある。味方には毒状態にする攻撃手段がないため、敵に対してはポイズンパックンやドクガッスンが混乱した際の同士打ちでしか発生しない。 眠り一定ターンの間、一切攻撃できなくなる。攻撃された際に起きる場合がある。 めまわし攻撃が外れることがある。 こおり一定ターンの間、一切攻撃できなくなる。効果が切れたときに1ダメージ受ける。火に関する攻撃を受けると解除される。 ほのお一定ターンの間、1ダメージを受ける。基本的に火に耐性がある相手には効かない。 混乱コマンドを無視して味方を攻撃したり、防御や仲間チェンジを行う。敵の場合は同士打ちをすることがあり、ボス級の敵には行動不可になったりする。 ミニミニ攻撃力が2下がる。 フニャフニャ防御力が2下がり、受けるダメージが増える。 メール「メールじゅしんき」と呼ばれるアイテムにメールが受信される事がある。メールは重要な情報からどうでもいい情報まで多数のものが用意されている。着信音は相手によって異なっており、往年の作品のメロディが使用されている。 依頼ゴロツキタウンのおなやみセンターという施設で依頼を受ける事ができ、達成するとアイテムが手に入る。前作でいう所の【ノコジロウ】の頼みごとに当たる。一つだけ実質的に報酬がないものも存在する。クリア後にも追加される。 ピーチパートとクッパパート前作同様、ピーチパートでは情報を集めてマリオに伝えるパートがある。クッパパートではクッパを操作して情報収集することになり、偶数ステージクリア後は「スーパークッパブラザーズ」というミニゲームがプレイできる。肉を食べて巨大化したり無敵状態になったり、ゴール時は旗をぶっ飛ばすなど、とにかくぶっ飛んでいる。残機数は無限なのでゲームオーバーの概念がなく、クリアするまでひたすら挑戦することになる。 キャラクター メインキャラクター 【マリオ】 【ピーチ】 【クッパ】 なかま 【クリスチーヌ(ペーパーマリオRPG)】 【ノコタロウ】 【クラウダ】 【チビヨッシー】 【ビビアン】 【バレル】 【チュチュリーナ】 ボス 【ペケダー】 【ゲッソー】 【ゴンババ】 【バッテンダーロボ】 【マッチョガンス】 【ランペル】 【コルテス】 【モアモア】 【バッテンダー・マーク2】 【ブンババ】 【バツガルフ】 【カゲの女王】 【ゾンババ】 主要人物 【ペラ魔人】 【フランクリ】 【テック】 【マリリン(ペーパーマリオRPG)】 【マジョリン】 【プニオ】 【ガンス】 【キノシコワ】 【ゴールド・ホーク】 【マルコ(ペーパーマリオRPG)】 【ピートン】 【ポワン(ペーパーマリオRPG)】 【ルイージ】 他のキャラクターは【ペーパーマリオRPG】/キャラクターを参照。 アイテム・武器 バッジは【ペーパーマリオRPG】/バッジを参照。 アイテム 五十音順。 名前 効果 主な入手方法 備考 アイスキャンディ FP15回復。バトル中に使うと20%で「こおり」になる 料理 ゲーム内ではFP10回復と記載されている。 あつあつスープ HP4、FP4回復 料理 あっちいけシッシ 敵全体を追い払う ショップ イカスミパスタ HP10、FP30回復 料理 いつまでもふたりで 「じわじわHP」になるが、使用者自身には使えない 料理 イレカワール HPとFPが入れ替わる。最大値は越えない ショップ うちゅうしょく HP5回復。バトル中に使うと無効化状態になる 料理サイハテ村の宿屋 ウルトラキノコ HP50回復 ゴロツキタウン地下のショップ おうごんはっぱ FP10回復 オドロン寺院 おかしのもと FP1回復 ゆうぎ場 カチカチコウラ 2ターンの間、味方1人の防御力+3 ハナハナ村のショップ カチカチりょうり 敵1体に4ダメージ 料理 かみなりゴロゴロ 敵1体に雷属性の5ダメージ ショップ かみなりドッカン 敵全体に雷属性の5ダメージ ショップ カメカメティー FP7回復 料理 カメカメはっぱ FP3回復 ハナハナ村の茂み カメスパ HP7、FP7回復 料理 カメまん FP15回復 料理 カラリーナパスタ HP10、FP10回復 料理 キセキのオムレツ HP5、FP5回復 料理ピカリーヒルズのホテル キノコ HP5回復 ショップ キノコいため HP6、FP2回復 料理 キノコクレープ HP30、FP20回復 料理 キノコケーキ HP10、FP10回復 料理 キノコステーキ HP30、FP10回復 料理 キノコホイルやき HP15、FP5回復 料理 キラキラおとし 敵全体に6ダメージ ショップ きんかい 売ると100コインになる ショップ きんかい×3 売ると300コインになる ショップ きんきゅうキノコ HP10回復。HPが0になると自動発動し、10回復して復活 ショップ 仲間や所持している敵にも有効 グルグルめまわし 敵全体を「グルグル」にする ショップ こうちゃキノコ 「ふにゃふにゃ」と「じわじわHP」になる 料理 こおりのいぶき 敵全体に氷属性の3ダメージを与え、「こおり」にする ショップ ココナツキャンディ HP3、FP15回復 料理 ココナツボム 敵1体に5ダメージ 料理 しかえしのこな 3ターン「しかえし」になる ショップ しっぱいりょうり HP1、FP1回復 料理 しなびたキノコ HP1回復 ショップ しゅくはくけん 宿屋に無料で泊まれる フィールド ショコラケーキ HP5、FP15回復 料理 しれんのナベ HP1、FP0になり、スターパワーが最大値になる 料理 じわじわキノコ 「じわじわHP」になる ショップ じわじわシロップ 「じわじわFP」になる ショップ スイトルチュルル 敵1体に5ダメージを与え、使用者のHP5回復 ショップ スーパーキノコ HP10回復 ショップ スッキリドリンク どく、ねむり、こんらんを回復 ショップ ストップウォッチ 敵全体を「ストップ」にする ショップ スパゲティ HP6、FP4回復 料理 すみぢる FP30回復 料理 タンコブ HP25、FP25回復 コブロンをたたく つくしんぼ HP3回復 ドラドラ平原のキャンディバーをたたく デカデカドリンク 「デカデカ」になる ショップ てきヨケール 「ヨケヨケ」になる ショップ テレサのふく 「とうめい」になる ショップ どくキノコ HPが半分になるが、20%で全回復する ショップ ドライフラワー HP1回復 ハナハナ村のフラワーさんに貰う トロピコマンゴー HP5回復 トロピコアイランド なにがおこるかな バトル中にランダムな効果 ショップ 生パスタ HP10、FP5回復 ピカリーヒルズ ナンシークッキー HP15、FP15回復 料理 ナンシースペシャル HP20、FP20回復 料理 ナンシーダイナマイ 敵全体に7ダメージ 料理 ナンシーティー FP20回復 料理 ナンシーディナー HP10、FP10回復 料理 ナンシーデラックス HP40、FP40回復 料理 ナンシーフラッペ FP20回復。バトル中に使うと20%で「こおり」になる 料理 ねむれよいこよ 敵全体を「ねむり」にする ショップ POWブロック 敵全体に4ダメージを与え、コウラの敵などをひっくり返す ショップ バクハツタマゴ 敵1体に6ダメージ 料理 はつこいプディング ビリビリ、とうめい、ねむりの何れかになる 料理 ハニーあめ FP20回復 料理 ハニーキノコ HP5、FP5回復 料理 ハニーキノコS HP10、FP5回復 料理 ハニーキノコZ HP50、FP5回復 料理 ハニーシロップ FP5回復 ショップ ピーチタルト ビリビリ、ヨケヨケ、ねむりの何れかになる 料理 ピチピーチ HP1、FP2回復 ウスグラ村の宿屋 びりびりキノコ 「ビリビリ」になる ショップ びりびりキャンディ FP15回復。バトル中に使うと「ビリビリ」になる 料理 ファイアキャンディ FP20回復 料理 ファイアフラワー 敵全体に炎属性の3ダメージを与える ショップ ふしぎなタマゴ HP5回復 大樹でプニコに貰う ふにゃふにゃくん 敵全体を「ふにゃふにゃ」にする ショップ フルーツパフェ HP10、FP2回復 料理 フレッシュジュース FP5回復。バトル中に使うと状態異常も回復 ショップ ヘルスィーサラダ FP15回復。バトル中に使うと状態異常も回復 料理 ほしふるディナー HP7回復。バトル中に使うと「じわじわHP」になる 料理 ホットドッグ HP5、FP5回復 ウーロン街 まどわせのこな 敵全体を「こんらん」にする ショップ マンゴープディング HP10、FP3回復 料理 ミニミニくん 敵全体を「ミニミニ」にする ショップ ムースケーキ FP15回復 料理 メイプルキノコ HP5、FP10回復 料理 メイプルキノコS HP10、FP10回復 料理 メイプルキノコZ HP50、FP10回復 料理 メイプルシロップ FP10回復 ショップ めだまやき HP10回復 料理 メロメロケーキ FP20回復。バトル中に使うと「ふにゃふにゃ」になる 料理 ヤシの実 HP5回復 トロピコアイランド ゆきうさぎ HP15回復。バトル中に使うと50%で「こおり」になる 料理 ゆらゆらじしん 地上と天井の敵全体に5ダメージを与える ショップ レッド・カラリン 「チャージ」になる ウーロン街(依頼クリア後) ローヤルキノコ HP5、FP50回復 料理 ローヤルキノコS HP10、FP50回復 料理 ローヤルキノコZ HP50、FP50回復 料理 ローヤルキャンディ FP64回復 料理 ローヤルゼリー FP50回復 ゴロツキタウン地下のショップ おりょうりリスト ゲーム内のリスト順。 ここに載っているのはあくまでも一例のため、物によっては別の材料の組み合わせで作れる物も用意されている。 料理名 材料1 材料2 キノコいため キノコ なし キノコホイルやき きんきゅうキノコ なし キノコステーキ ウルトラキノコ なし ハニーキノコ キノコ ハニーシロップ メイプルキノコ キノコ メイプルシロップ ローヤルキノコ キノコ ローヤルゼリー ハニーキノコS スーパーキノコ ハニーシロップ メイプルキノコS スーパーキノコ メイプルシロップ ローヤルキノコS スーパーキノコ ローヤルゼリー ハニーキノコZ ウルトラキノコ ハニーシロップ メイプルキノコZ ウルトラキノコ メイプルシロップ ローヤルキノコZ ウルトラキノコ ローヤルゼリー ナンシーディナー キノコ つくしんぼ ナンシースペシャル ウルトラキノコ じわじわキノコ ナンシーデラックス おうごんはっぱ タンコブ スパゲティ 生パスタ なし カメスタ 生パスタ カメカメはっぱ カラリーナパスタ 生パスタ レッド・カラリン イカスミパスタ 生パスタ すみぢる あつあつスープ ファイアフラワー なし めだまやき ふしぎなタマゴ なし キセキのオムレツ つくしんぼ ふしぎなタマゴ カメまん カメカメはっぱ トロピコマンゴー ヘルスィーサラダ カメカメはっぱ つくしんぼ ほしふるディナー キラキラおとし キノコいため いつまでもふたりで ゆきうさぎ あつあつスープ ムースケーキ おかしのもと なし キノコケーキ キノコ おかしのもと ショコラケーキ おかしのもと すみぢる メロメロケーキ おかしのもと まどわせのこな フルーツパフェ トロピコマンゴー ピチピーチ マンゴープディング トロピコマンゴー おかしのもと はつこいプディング ふしぎなタマゴ マンゴープディング ナンシークッキー おかしのもと じわじわシロップ キノコクレープ ウルトラキノコ おかしのもと ピーチタルト おかしのもと ピチピーチ カメカメティー カメカメはっぱ なし ナンシーティー おうごんはっぱ なし こうちゃキノコ じわじわキノコ おうごんはっぱ フレッシュジュース ハニーシロップ なし すみぢる レッド・カラリン カメカメはっぱ ナンシーフラッペ メイプルシロップ こおりのいぶき ゆきうさぎ おうごんはっぱ こおりのいぶき ココナツキャンディ ヤシの実 おかしのもと ハニーあめ ハニーシロップ おかしのもと ローヤルキャンディ ローヤルゼリー おかしのもと びりびりキャンディ おかしのもと びりびりキノコ ファイアキャンディ おかしのもと ファイアフラワー アイスキャンディ ハニーシロップ こおりのいぶき うちゅうしょく ドライフラワー おかしのもと どくキノコ じわじわキノコ すみぢる しれんのナベ いつまでもふたりで どくキノコ カチカチりょうり カチカチコウラ ナンシーディナー ココナツボム ヤシの実 ファイアフラワー バクハツタマゴ ふしぎなタマゴ ファイアフラワー ナンシーダイナマイ バクハツタマゴ ココナツボム しっぱいりょうり POWブロック なし 地名 ゴロツキタウン本作の舞台。財宝伝説がある、治安が悪い港町。 ゴロツキタウンの地下ゴロツキタウンと他の地方をつなぐドカンがある地下道。 1000年のトビラヤミの宮殿に続く封印されし扉。 100階ダンジョン地下100階まで続くダンジョン。10階毎に宝箱があり、地下100階には裏ボスが。元々は処刑用に作られた物とされている。 ドラドラ平原ハナハナ村へと続く平原。スットンとりでへ続く道もこれと扱われる。 ハナハナ村ノコノコやフラワーさんが住むのんびりとした村。 スットンとりで太陽と月の石が存在するとりで。地下にはチョロボンが住み着いている。 ゴンババ城ゴンババが住むとされる、仕掛けが多い城。 ふしぎの森白黒のグラデーションが素敵な森。 大樹プニ族とトゲ族が住むとても大きな樹。メガバッテンが入り込みんで改造していた。 ウーロン街空に浮かぶ空中都市。闘技場やホットドッグが目玉。 とうぎ場様々な選手がチャンピオンを目指して戦いを繰り広げている。ガンスやキノシコワが経営しているが、ある噂が。 ウスグラ村夕焼けのように薄暗い場所にある村。 ウスグラの道ウスグラ村とウスグラの森を繋ぐ道。ハイパーな敵が住む危険な場所。 ウスグラの森ウスグラの道とオドロン寺院を繋ぐ森。パンジーさんが住み着いている。 オドロン寺院ランペルやテレサが住み着いてる気味が悪い寺院。 トロピコアイランド常夏の南の島。 海賊の洞窟財宝が眠るとされる洞窟。様々な船が不時着しており、船の墓場となっている。 【リッチリッチエクスプレス】ゴロツキタウンとピカリーヒルズを繋ぐ豪華客車。 リバーサイド駅リッチリッチエクスプレスが一時停車でよる場所。地下にはある者が住み着いていた。 ピカリーヒルズお金持ちが住み着いている街。 ピカリー神殿お宝が保管されているという神殿。ポワンが管理している。 サイハテ村ボムへい達が住む極寒の村。大砲が名物 【月】そのまま月。ツキノシンエモンが住み着いているが、怪しげな施設が建てられている。 メガバッテンのアジト月に建てられているメガバッテンの本拠地。ゴロツキタウンにワープできる転送装置もある。最終的には【テック】により爆破されてしまうが、クリア後に復活する。 ヤミの宮殿1000年のトビラから繋がっている不気味な宮殿。地下にはある物が封印されているという。 BGM 本作はサウンドトラックの販売や他作品へのBGM収録が行われていないため、ほぼ全ての曲名が不明。 戦闘BGMは以下の種類がある 通常戦闘 中ボス戦 2種類存在し、ゴールドチョロボンやガースなどで使用されるものと、プロローグでのペケダーやアイアンシンエモンなどで使用されるものがある。 ゴンババ、ブンババ、ゾンババ戦 カゲ三人組戦 ペケダー戦 ステージ5でのペケダー、バッテンダーロボ、バッテンダー・マーク2で使用される。 ゴールドホーク戦 マッチョガンス戦 ランペル戦 コルテス戦 モアモア戦 バツガルフ戦 クッパ戦(ステージ8限定)(*1) カゲの女王戦(3種類) 関連作品 【マリオストーリー】前作 【スーパーペーパーマリオ】次回作 【ペーパーマリオRPG(Switch)】リメイク 攻略情報 ボス戦基本的には「ムキムキボディ」を使ってから適当に殴るだけでほとんどのボス戦は終わる。1ターンキルを狙うなら「ニカイアイテームP」を使って「しれんのナベ」→FP回復アイテムを使用し、「ピンチデガンバル」や「キケンデパワー」重複の大火力の一撃で倒す手もある。この場合、ダメージを1でも受けるとお終いだが1ターンで倒せばいいので失敗したらリセットするか「きんきゅうキノコ」で凌げば良い。ピンチデガンバル・キケンデパワー・ニカイアイテームPの通常版とPを逆にすれば、「しれんのナベ」を仲間に使っても行える。 HP5マリオ最大HPの下限が5に仕様変更された事を逆手に取った構築。【レベーラ】を使って最大HPを5にしておき、「ピンチデガンバル」「ピンチデマモール」「ピンチデラッキー」を大量に装着する事で高い攻撃力・防御力・回避力を両立した状態。「ピンチデガンバル」を大量に仕入れるには【ピートン】の依頼をクリアしてゴールドカードを手に入れ、ゆうぎ場で交換するのが最も効率が良いため、利用できるのはステージ5クリア後からとなる。基本的にはステータスをほぼBPに全振り、FPに多少振り分け、「ピンチデガンバル」重複の大火力で1ターンキルするのが基本。攻撃は火力増加と相性の良いジャンプ系バッジを付ける事となるため、「レンゾクジャンプ」「ツギツギジャンプ」「トゲーヲガード」辺りも付けておきたい。アイテムは不測の事態に備えて「きんきゅうキノコ」をたくさん所持しておくと良い。注意点としてはレベル71まで上がるとFP・BPが上限に達し、それ以降はHPを否応がなしに上げざるを得なくなってしまう。そのためレベル72以降は活用できなくなってしまう。そこまでレベルを上げるぐらい遊んでいるならもう使う必要は無いとは思うが、どうしても最強状態を保ちたいのであれば必要以上のレベル上げを控えたり、半端なレベルのセーブデータを別途で残しておくと良い。そもそもの話として、HP5マリオでなくともボスを1ターンキルするだけなら「しれんのナベ」を使う方法でも十分である。 バグ 日本版のみ、ステージ2の途中までに「ふしぎなふくろ」を入手していると、「ふしぎなふくろ」がなくなってしまうバグが発生する。 意図的にやらないと発生しないので回避は容易。 小ページ 【ペーパーマリオRPG】/キャラクター 【ペーパーマリオRPG】/バッジ リンク 公式サイト 日本国外版 タイトル画面のBGMのメロディが一部異なる。 一部の敵の攻撃に対してスーパーガードが有効になっている物もある(ゾンババのブレス攻撃など) 北米版と英国版ではビビアンの性別が女性になっている。他言語ではそのまま。 ナンシーで作れる料理の一部レシピが日本版と異なり、削除・追加されている物がある。例として「かみなりゴロゴロ+かみなりドッカン」で「しれんのナベ」は日本版限定だったり、「きんきゅうキノコ」が作れるレシピがなくなっている。 アイテムの売価に一部変更がある。 テックのカメラアイが赤から青に変更されている。 テレナとユーノのうさ耳のバンドが、猫耳のバンドに変更されている。 日本では「プリンス・マッシュ」の本名が【キノシチョフ】となっているが、英国版のみ本名はなくリング名の「Prince Mush」のままになっている。 「ピンチデガンバル」に書かれている字が、Dangerを表す「D」に変更されている(日本版は、Pinch(ピンチ)の「P」)。 「げっかんプロレス」に書かれている字が、模様のような字になっている(日本版は「プロレス」と書かれている)。 「「ン」のもじ」が「P」に変更されている(ランペルの英名が「Doo p liss」である関係)。 スリをしたボロドーが逃げ込む家(バーと宿屋の後ろの家)の中の、人が倒れた場所に貼られる白線のテープのようなものが消滅している。 ドキドキクイズたいかい関連 第65回の第7問(さて いまは 何問目だ?)の選択肢「花いちもんめ」は通じないので、「Super Question 64」という『スーパーマリオ64』をもじったようなものに変更されている。 第66回の第4問(クリボー バブル メット テレサ 全部 合わせて あしの数は いくつ?)の選択肢「日本」も通じないので、「feet」をもじった「Defeat(敗北)」に変更されている。 移植・リメイク 【ペーパーマリオRPG(Switch)】2024年発売予定。グラフィックを整え直して【Nintendo Switch】向けにリメイク。【ペーパーマリオ スーパーシール】以降とは異なり、オリジナルデザインのキャラクター達も多数登場する。 コメント 呪いの宝箱ってかカゲの女王を封印した勇者4人は名称不明だからどこに入るんだろ - 名無しさん (2020-12-22 17 37 31) Nintendo DREAMの攻略本でペラ魔人という名称があるので作るとしたらそれになると思います - よしこう (2020-12-22 17 48 38) 名前 全てのコメントを見る
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ペーパーマリオ オリガミキング / Paper Mario The Origami King 機種:NS サウンドディレクター / コンポジションリード:関河義人 コンポジション:村上聖、木村嘉明、森下弘生、磯部文弘 サウンドスーパーバイザー:近藤浩治、井上萌、吉冨亮二 開発元:インテリジェントシステムズ 発売元:任天堂 発売日:2020年7月17日 概要 ペーパーマリオシリーズの6作目。 いたるところに施された「紙」をモチーフとした仕掛けや、パズル×アクションの360°バトルが特徴。 特にテーマである紙(オリガミ)の質感はかなりこだわって作られており、統一感のある世界を演出している。 また「紙」がテーマとはいえ、紙でできたキャラクターが引き裂かれたり穴を開けられたりと、実質ゴア描写とも言える容赦ないダメージ描写が存在し、良くも悪くも話題になった。 「山折り谷折り大冒険」の宣伝文句通り多種多様な文化の土地を巡ることになるが、これに合わせるように楽曲もバラエティに富んだ内容になっている。 (なかには有名楽曲のパロディも。残念ながらサウンドギャラリーには存在しないようだが、フジテレビ系列で放映されていた某百万長者クイズ番組まんまのシーンなどがある。) 特定のイベントシーンでは歌(歌詞表示のみ)とダンスが挿入されており楽しげである。 また、バトルで上記のようにパズルで敵を「せいれつ」している間はメロディなしバージョンに挿し変わったり、カミテープ解放ごとに賑やかになっていくキノピオタウンBGMなどの演出も評価点。 ちなみに、通常バトルのイントロは通常時・先制時・被先制時でそれぞれ異なっている。 ( 前作:ペーパーマリオ カラースプラッシュ ) 収録曲 (大博物館 サウンドギャラリーより) No. 曲名 作・編曲者 補足 順位 赤カミテープエリア 1 ピーチ城 原曲作曲:近藤浩治 原曲:ピーチのお城(スーパーマリオ64) 2 ピーチ城 地下の通路 3 オリビア初登場 4 オリガミ兵初登場 5 デクの山 6 デクの山 ひそひそ 7 デクじいの叫び声 8 ギンギン☆モリモリ 第3回ゲームソング128位 9 元気になったデク兄 10 キノピオ'S BBQ ガーデン 11 オリビアとベンチ 12 ラクガキすいろ 原曲作曲:近藤浩治 原曲:地下BGM(スーパーマリオブラザーズ) 13 土ガミ寺院 14 さいせん箱 15 巨大なコウラ落下 16 土を盛り上げる 17 占領されたミハラシタワー 18 ミハラシタワー 19 占領されたキノピオタウン 20 ピーチ城のあと 21 歩き回るハリボテ兵 22 ハリボテ兵もキノピオたちもいない 23 キノピオタウン 赤カミテープ解放 2020年372位 24 キノピオタウン 青カミテープ解放 25 キノピオタウン 黄色カミテープ解放 26 キノピオタウン 紫カミテープ解放 27 キノピオタウン 緑カミテープ解放 28 キノピオタウンの港 29 大博物館 2020年193位マリオ100位 30 バトル研究所 31 ピクニックロード 32 ピクニックロードのお店 33 ミハラシ山 34 占領されたミハラシ山 35 ミハラシタワーでパニック 36 ミサイル発射 37 チョロプーのお店 38 ハリボテサッカー 39 化石のカロン 40 魔法陣の謎 41 バトル 赤カミテープエリア 赤カミテープエリア通常戦闘 第14回809位第16回981位2020年123位マリオ174位通常戦闘曲226位 42 バトル 赤カミテープエリア 考え中 43 バトル カミさまエリア 土ガミじいん、水ガミしんでん、火ガミどうくつ、氷ガミ山、ウナバラタワー通常戦闘 44 バトル カミさまエリア 考え中 45 イベントバトル 2020年242位 46 イベントバトル 考え中 47 カミさまとのバトル 土ガミさま、水ガミさま、火ガミさま、氷ガミさま戦 2020年136位マリオ178位 48 カミさまとのバトル 考え中 49 ミサイルアーティスト イロエンピツ戦 50 ミサイルアーティスト 考え中 青カミテープエリア 51 ボムへい登場 52 イガグリ谷 原曲:アスレチックBGM(スーパーマリオブラザーズ3) 53 寝てるボムへい 54 水ガミ神殿 55 うずまき川 ミニゲーム109位 56 うずまき川 終点 57 KA RA KU RI 58 KA RA KU RI クリア 59 モミジ山 第14回556位2020年125位マリオ82位 60 OEDOランド 探索中 61 筒や 原曲:メイプルツリーハウス(マリオカートWii) アレンジ224位 62 OEDOランド OEDOランド クリア後 第15回572位第16回532位2020年149位マリオ55位 63 OEDOランド いりぐち 64 モミジ山 探索中 65 川の流れのごとく 66 さびれたOEDOランド 67 シュリケン道場 68 クリボーのかぶりもの 69 サルのかぶりもの 70 宇宙戦士のかぶりもの 原曲作曲:田中宏和 原曲:サムス登場ジングル(メトロイド) 71 OEDOランドのパレード 72 楽しいオリビア 73 OEDO大劇城 74 せいぶげき 敵登場 75 せいぶげき マリオ登場 76 せいぶげきのはじまり 77 せいぶげきのおわり 78 キャサリン登場 79 ストリートげき マリオ登場 80 ストリートげき ノコノコギャング団 81 ストリートげき ノコノコボス登場 82 白鳥のみずうみ パンクバージョン 原曲:ピョートル・チャイコフスキー『白鳥の湖』 2020年426位 83 OEDO大劇城 出演者の紹介 84 ゴムゴムエンターテイナー 登場 85 ゴムゴムエンターテイナーのひげき 86 バトル 青カミテープエリア OEDOランド通常戦闘 2020年485位 87 バトル 青カミテープエリア 考え中 88 バトル モミジ山エリア モミジ山通常戦闘 第14回49位第15回182位第16回130位2020年10位マリオ18位通常戦闘曲23位 89 バトル モミジ山エリア 考え中 90 ゴムゴムエンターテイナー わゴム戦 91 ゴムゴムエンターテイナー 考え中 黄色カミテープエリア 92 かぜぬけるトンネル 93 カッとびブーツカー 94 ボムへいのはげまし 95 火ガミどうくつ 96 バケツでパニック 97 かぜわたり谷 98 ボムへいのおもいで 99 悲しいオリビア 100 ボムへいの決意 101 ヤケスナ大砂漠 102 ヘキガの呪文 第3回ゲームソング171位 103 巨大ハリボテサンボ 104 キノピサンドリア 105 ムーチョのキノピサンドリア 106 ムーチョロイヤルホテル 107 ホテルのへきが 108 ムーチョロイヤルホテル プール DJリクエスト名:プールサイドの熱い夜 第14回775位2020年335位 109 キノピチュ遺跡 110 恐怖のキノピチュ遺跡1 111 恐怖のキノピチュ遺跡2 112 キノピチュ遺跡 探索中 113 ホータイハリボテクリボー 114 キノピチュ遺跡のディスコ DJリクエスト名:キノピチュUG(アンダーグラウンド) 115 ハッピー・ラブ 116 ディープ・ヴァイブス 117 ボルテージMAX 118 スリリング・ナイト 2020年372位 119 バトル 黄色カミテープエリア 黄色カミテープエリア通常戦闘 2020年253位 120 バトル 黄色カミテープエリア 考え中 121 ノリノリ穴あけフリーク パンチ戦 第14回299位第15回440位2020年34位マリオ97位第3回任天堂220位 122 ノリノリ穴あけフリーク 考え中 紫カミテープエリア 123 大海原 124 大海原 探索中 2020年205位マリオ189位 125 ドクロ島 126 ドクロ島の巨大なせんぷうき 127 ミカヅキ島 128 ハンマー島 129 クラブ島 130 クラブ島 K'Ido~ai~Raku 131 ハート島 132 スペード島 133 ハテナ島 ロックガボンと坂道 134 リング島 135 オリガミ工房 136 いのち折りのひみつ 137 ダイヤ島 138 ダイヤ島 しれんの間 139 知恵のしれん 140 知恵のしれん 最終問題 141 力のしれん 142 プリンセスピーチ号 143 プリンセスピーチ号 復興パーティー 144 プリンセスピーチ号 誰もいない 145 プリンセスピーチ号 スミまみれ 146 プリンセスピーチ号 大事な箱を盗まれた 147 ハリボテボスゲッソー 148 氷ガミ山 149 氷ガミ山 雪玉ゴロゴロ 150 こおりのスライダー 151 ウナバラタワー 1階 152 ウナバラタワー 2階 153 ウナバラタワー 土ガミ様エリア 154 ウナバラタワー 水ガミ様エリア 155 ウナバラタワー 火ガミ様エリア 156 ウナバラタワー 氷ガミ様エリア 157 バトル 紫カミテープエリア 紫カミテープエリア通常戦闘 2020年157位通常戦闘曲286位 158 バトル 紫カミテープエリア 考え中 159 バトル 不穏なエリア ミハラシタワー、プリンセスピーチ号、クッパ城廊下通常戦闘 160 バトル 不穏なエリア 考え中 161 いきがり貼り付け屋 セロハンテープ戦 第14回424位第15回761位2020年129位マリオ71位 162 いきがり貼り付け屋 考え中 緑カミテープエリア 163 はじめてのてんくうスパーランド 164 てんくうスパーランド 165 カメック登場 166 カメックのおもいで 167 しかられカメック 168 K.K.登場 169 極楽(パラダイス)よいとこ 170 クッパJr.登場 171 清めの湯へ急げ 172 てんくうスパーランド 探索中 173 クッパ軍団しゅうごう 174 イロドリの湯への道 175 がけわたり 176 ヘイホーの Hey!ヘイホー 177 クイズせつめい 178 クイズにちょうせん 179 スペシャルクイズにちょうせん 180 くるくるえあわせ 181 かけっこクイズ 182 ハックンはどれだ 183 おんせんクイズ 184 スペシャルクイズ 185 ジャングルおんせん 186 ハリボテワンワン 187 おそろしいやつ! 188 クッパ城 189 オリガミ兵の宴会 190 恐怖の黒い手 191 ヒャクメンハリボテメット 192 クッパのはげまし 193 不安なオリビア 194 クッパ船登場 195 クッパ船 最後の準備 196 クッパ船 出航 197 空中戦 198 空中戦 大きなカミヒコーキ登場 199 敵影をハッケン! 200 クッパ城でバトル 201 バトル 緑カミテープエリア ジャングルおんせん、ヒミツのおんせん通常戦闘 通常戦闘曲247位 202 バトル 緑カミテープエリア 考え中 203 強敵とのバトル KK、黒い手戦 第14回655位2020年242位 204 強敵とのバトル 考え中 205 チョキチョキマニア ハサミ戦 第14回48位第15回314位第16回234位2020年6位マリオ39位 206 チョキチョキマニア 考え中 スペシャル 207 ムシブロ火口 208 オリガミ城 第14回154位2020年20位マリオ72位 209 オリビアとベンチ 最後の部屋の前 210 オリガミ城 オリー王の部屋 211 オリビアへんしん 最後のバトル 212 オリガミ祭りの主役 オリー王 213 王のばんけん ホッチキス戦 2020年72位 214 王のばんけん 考え中 215 オリー王とのバトル オリー王戦1 第14回402位2020年75位マリオ144位第2回ラストバトル147位 216 オリー王とのバトル 考え中 217 オリー王とクッパ オリー王戦2 218 土俵際の巨大クッパ 219 土俵際のオリー王 220 ラストバトル オリー王巨大化 221 ラストバトル クッパ巨大化 222 ラストバトル オリビアの説得 223 ラストバトル 最後のオリー王 224 ラストバトル オリビア最後の魔法陣 225 オリー王との最後のバトル オリー王戦3 2020年462位 226 カミの手 227 オリー王登場 228 ルイージ登場 229 カミさまご登場 230 ブンボー軍団登場 231 オリビアへんしん 232 スター 原曲作曲:近藤浩治 原曲:ボーナス面/無敵BGM(スーパーマリオブラザーズ) 233 カミテープ解除 234 ピーチ城解放 235 カミッペラMAXアップ! 236 すべてのカミテープ解除 237 センサー研究所 238 キノピオレーダー 239 カフェ 240 ルイージとピーチ城へ 241 ゲームオーバー 242 エンディング 原曲作曲:近藤浩治 原曲:エンディングBGM(スーパーマリオブラザーズ2) 243 スタッフロール 第2回エンディング180位マリオ195位 244 ペーパーマリオ オリガミキング タイトル画面 第2回オープニング30位 紹介映像
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登録日:2010/03/12 Fri 01 24 46 更新日:2024/04/29 Mon 14 06 39NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 GC もういいボム オリジナル展開 ゲーム ゲームキューブ スーパーマリオRPGとは一字違い ニンテンドーゲームキューブ ペーパーマリオ ペーパーマリオRPG ボムへいくじ マリオ マリオシリーズ 任天堂 愛すべきバカ達 敵も味方も変な奴 濃すぎるキャラクター性 稀にシリアスあり 紙 紙ゲー 黒い任天堂 ペラペラマリオが、不思議な世界を、 ペラ〜ンと大冒険! 〜概要〜 『ペーパーマリオRPG』(Paper Mario The Thousand-Year Door)はゲームキューブで発売されたアクションRPG。 『マリオストーリー』の続編。略称は主に『ぺパマリ』。制作は前作に引き続きインテリジェントシステムズが担当。 基本的なゲームシステムは前作とほぼ同じ。 前作も飛び出す絵本のような世界観が特徴だったが、本作では紙がめくれて隠されていたものが明らかになるなど、“紙”にちなんだ描写や“飛び出す絵本”のようなエフェクトがより強化されている。 キャラクターもやはりペラペラだが、それを活かした大量のキャラが同時に登場するシーンも本作の特徴のひとつ。 クオリティも上昇しており紙なりになかなかリアル。ペーパークラフトのような立体物も多くある。 防御のアクションコマンドに「スーパーガード」が追加された。「スーパーガード」はダメージをうける時にAボタンではなくBボタンを使う。成功判定がさらに厳しくなるが、ガード可能な攻撃全てに使え、「ダメージ0・接触攻撃をしてきた敵には1のダメージを与える」ととても強力。キケンデパワーを維持しながらBで全て弾き返すことも… 今作はフィールドのダメージでもHP0になるように変更されており、道中のハートブロックも有料になっている。 Nintendo Switchでリメイクが発表され、2024年5月23日に発売予定である。 〜あらすじ〜 ある日、マリオにピーチ姫から手紙が届きました。 そこには「ゴロツキタウン」という街で手に入れたという、宝の地図がありました。 しかしピーチ姫が待っているというゴロツキタウンに着くと、ピーチ姫はいなくなっていたのでした。 お宝を探すため、ピーチ姫を探すため、「スターストーン」を求めてマリオは新たな冒険に出かけます。 そしてこの世界は、ペラペラの紙でできておりました。 〜登場人物〜 マリオ ご存じ我らが主人公でペラペラなヒーロー。 行方不明のピーチ姫を探すため、「スターストーン」をめぐる冒険の旅へ。 今回は「黒い箱」からかけられた「のろい」により、様々な形に変化する体質になる。 前作のクリスター神殿に入るのに必要なアイテムも「スターストーン」だが、関連はない。 ピーチ姫 マリオに「宝の地図」を送ったのを最後に消息不明になってしまった。が、幕間でまたもスパイ活動をすることに。 本作ではお姫さまとは思えない高速タイピングを披露する。 何気に本作はシャワーを浴びたり、着替えたり、潜入のため服を脱いだりと脱衣シーンが結構多い。 キノじい ピーチ姫の執事のお爺さんキノピオ。 船の燃料を補給するためゴロツキタウンへ立ち寄ったが、目を離したスキにピーチ姫がどこかへ消えてしまったという。 マリオシリーズでは常連キャラクターだが、意外にもペーパーマリオシリーズへの登場は本作が唯一。 メガバッテン軍団 ピーチ姫をさらい、「スターストーン」を狙う怪しげな組織。 総統の「バツガルフ」と、噛ませ犬な幹部の「ペケダー」、その他やられ役の「ぐんだんいん」などがいる。 クッパ 元祖悪役。マリオやメガバッテンが「スターストーン」のために動いているのを聞き付け行動を開始するが、どうにも後手後手に回ってしまう。 幕間では時にプレイヤーが操作でき、スーパーマリオブラザーズならぬ「スーパークッパブラザーズ」なステージもある。 基本的にギャグ担当。しかし最終ステージではその強大なパワーで多くのプレイヤーを苦しめる。 カメックババ 前作から引き続き登場した、クッパの側近の魔法使いのオババ。情報収集担当だが、いつも少しだけ古い。 前作はイベント戦闘のみの出演だったが、今回は本気の彼女と戦える。 尚、彼女は本作を最後に以降のシリーズには登場しておらず、 『マリギャラ』や『NewマリオWii』等の後の作品では『ヨッシーアイランド』のカメックがクッパの側近を務めている(これは本作の仲間を始めとした固有のキャラを作ることを禁じられてしまったためだろう)。 フランクリ先生 クリスチーヌの通っている大学の先生。考古学を教えており、ゴロツキタウンの「伝説の宝」について研究している。 彼のゴミ箱を漁れば「ものしり」を使い忘れたボスキャラクターの情報をゲットできる。見た目はちょっとアレだけど。 黒い箱 マリオの行く先に時々存在する、ナゾの黒い箱。 中には誰かが閉じ込められているらしく「黒いカギ」で開けることができる。 が、開けると「のろい」がかけられてしまう(いい意味で)。 彼らの正体はゴロツキタウンの東側にいる吟遊詩人に聞くと分かる。 「ブワハハハ! バ〜カ〜め〜!!」 チュチュリーナ オンナドロボーのチューさん。珍しい物を求めてマリオの行く先で度々現れる。 なお、本編とは関係ないが、彼女とのイベントをこなすと…… 〜なかま〜 本作でもゲームを進めていくと様々なキャラクターがなかまに加わる。 前作と違い各仲間にも「HP」が設定されており、HPがゼロになると戦闘不能となる。 仲間が戦闘不能になってもゲームオーバーにはならないが、マリオと同様の戦略が求められる。 またそれ故に仲間にも効果がある「バッジ」が追加された。 なお前作と同様に「レベルアップ」はしないが、「ランクアップ」することで「こうげき力」や「さいだいHP」がアップし新しいワザを習得できる。 ランクアップは各地で入手できる「シャイン」をデアールの館で3つ消費すると行える。 クリスチーヌ 最初に仲間になる、クリフォルニア大学に通うクリボーの女の子。メガバッテン軍団に絡まれていたところをマリオに助けられる。 年頃の女の子だからかオバケや蜘蛛、ニュルニュル系など苦手なものは多い。可愛い。その一方、パタクリボーに憧れる等感性はずれてる。 通常攻撃は「ずつき」。また「ものしり」で敵の情報や残りHPを確認することができる。得体のしれない敵と出会ったらまずは「ものしり」を使ってみよう。 前作のクリオがつかえたチャージ技は覚えず(*1)別の効果の補助技となっているが、それ以外はほぼ前作のクリオと同じ感覚で使える。 フィールドでも今いる場所や近くにいる人物・物体について解説してくれる。謎解きのヒントが聞けることも。 ノコタロウ 「ハナハナ村」に住む、少し内気なノコノコの青年。ヘタレだがリア充。 基本的な性能は前作のカメキとほぼ同じだが、フィールドではコウラを蹴り飛ばした状態でホールドすることができる。 またさいだいHPはほかの仲間より少し低めだが、ぼうぎょ力が「1」ある。 ただしノコノコなので、バトル中に上から攻撃されるとひっくり返され少しの間行動不能になってしまう。 ひっくり返っている間はぼうぎょ力もなくなるので要注意。 クラウダ 風をあやつる雲の精霊らしいのだが、同族が旧作含め一切確認できない謎のキャラ(*2)。かつては名の知れた舞台女優「マダム・クラウダ」として活動していたが、 煌びやかな世界のウラのとってもドロドロした「オトナの世界」につかれてしまったらしく、「ふしぎの森」に家を構え静養していた。 ダイナマイトなボディを持つマダムだが昔はスレンダーボディだったらしい。 フィールドでは風を起こして「なにか」を吹き飛ばし隠れていたものを出現させたり、敵の目を回したりできる。 バトルではセクシーなボディを活かした「ムッチムチプレス」や、相手のぼうぎょ力をムシしてHPを吸い取る「セクシーキッス」などの攻撃が可能。 チビヨッシー 生まれたばかりのチビヨッシー。 色はタマゴを手に入れてから孵化するまでの時間で変わり、プレイヤーが自由に名付けることができる。 フィールドではマリオが背中に乗ることで速く移動でき、ふんばりジャンプでちょっとした谷間も飛び越えられる。 通常攻撃の「ヒップドロップ」は敵を連続で上から何度も踏んで攻撃するワザで、ノコノコ系の敵にとくに有効。 ただし一発のこうげき力は低いので、前作のレサレサ同様ぼうぎょ力のある敵には効かない。 ただし、FP消費技に敵のぼうぎょ力をムシする攻撃技も持つのでレサレサよりは汎用性がある。 ビビアン 「カゲ三人組」のひとり。ピンクの髪の毛がカワイイ女の子……かと思いきや、じつはオトコのコ。つまりいわゆる“男の娘”である。(大人の事情で海外版では本当に女の子となっている) マリオに助けられたことで一目ぼれし、カゲ三人組を裏切ってマリオの仲間になる。 仲間になるタイミングが絶妙で、訳合って仲間全員が裏切っている状況下で戦力に加わってくれる。 前作のレサレサの「すきとおり」と同様の効果のワザ「カゲがくれ」が使える。次のターンに強力な攻撃をされそうなときにつかうと有効。 また通常攻撃「カゲぬけパンチ」は敵の体に火をつけて追加ダメージを与える効果があるのと、マリオ含め通常攻撃唯一の「横からの空中攻撃技」(トゲのある飛行敵を攻撃可能)なので便利。 この他敵全体にぼうぎょ力をムシして攻撃する「まほうのほのお」や、敵全体を「こんらん」状態にする「メロメロキッス」を使用できる。 バレル 年寄りのボムへいの水夫。過去の経験から人と関わりたがらず、少々気難しい性格。 通常攻撃は「バクハツ」。前作のピンキーと比べてこうげき力は低いがFPの消費なしで使用でき、炎の敵には与えるダメージが増すなど使い勝手は良い。 ただしほかのワザも全て爆発で攻撃するものなので、爆発に耐性のある敵には何もできない。 おじいさんだが水夫で鍛えているのか、さいだいHPは高め。 チュチュリーナ ゴロツキタウンの「おなやみセンター」のある依頼をクリアすると仲間になる怪盗チューさん。正体はバッジ屋の店長(*3)で、その時は黒いアイマスクをしていた。 フィールドでは近くにアイテムがあるかが分かる。こうげき力やさいだいHPは低めだが、 デフォルトでぼうぎょ力貫通の技をつかえるほか、敵を「グルグル」状態にしたり、マリオのHPを回復したり、敵の持つアイテムを盗めたりなど、技のレパートリーは豊富。 仲間キャラの中では唯一サブイベントを経由しないと加入しない。 〜バトル〜 フィールド上の敵にふれたり、先制攻撃したりされたりするとバトル(戦闘)がはじまる。 基本的なゲームシステムは前作と同じでターン制でバトルが進行するが、新たなシステムも多数追加されている。 ここではおもな新システムについて記述する。 劇場システム 本作では敵にふれると画面がいきなり劇場に変化。たくさんの観客が見守る中、舞台の上で敵とバトルすることになる。 「アクションコマンド」を成功させて観客を盛り上げることでマリオたちが有利になるほか、 背景のカキワリが倒れてきたり、舞台装置が勝手に動き出すなどのハプニングが発生し、バトルに影響を及ぼすことがある。特に冷却装置は厄介。 劇場ははじめは小さいが、マリオのレベルが10アップするごとにバージョンアップしていく。 観客席が増えたり舞台装置が豪華になったりと見ているだけで愉快であり、よりにぎやかなバトルを楽しめる。 スターパワー バトル中に「アクションコマンド」を成功させるなどすると観客が盛り上がり、それに応じて「スターパワー」がたまっていく。 「スターパワー」のたまる量はアクションコマンドの成功や観客の人数などで変化し、 技をつかう時に特定のタイミングでAボタンを押して「アクロバットコマンド」を成功させるとより多くたまる。 たまった「スターパワー」はマリオの「スペシャル技」の発動に必要。 スペシャル技 本作ではゲームをすすめてスターストーンを入手するたびに、マリオが使える「スペシャル技」を習得することができる。 使用するには技ごとに決められた量の「スターパワー」が必要。観客を盛り上げてスターパワーをどんどんためよう。 スペシャル技はいずれも強力な効果を持ち、うまく活用すればバトルが有利になる。 観客とファン 客席にいる観客はたまにコマンド選択中のマリオたちに物を投げてジャマをしてくることがあり、 コマンド選択中にXボタンを押して攻撃することで阻止できる。 ただしアイテムやコインなど良い物を投げてくれるファンもいるため、その場合は間違って攻撃しないように注意する必要がある。 なお、敵もまた観客の存在を認知しており、たまに敵キャラに食われたり砲台にされたりもする。ある意味、本作らしいブラックな描写である……。 BINGO!スロット アクションコマンドを成功させると画面右上にアイコンが表示され、 同じアイコンが2つ並んでいる時にアクションコマンドを成功させると「BINGO!チャンス」が始まる。 スロットを止めて同じアイコンが3つ揃うと、そろったアイコンに応じて様々な効果が発生し、 マリオたちのHPが回復したり観客の数が最大になったりとうれしい効果がえられるが、 「どくキノコ」が3つそろった場合はマリオとなかまのHP・FP・スターパワーがそれぞれ半減し、観客が0人になってしまう。 さらにニバイダメージのバッジを付けて「どくキノコ」が揃った場合、そのまま100%のダメージ数値になるためマリオのHPは0になってしまう。 きんきゅうキノコがない場合、当然ながらゲームオーバー。 スターポイント バトルで勝利すると「スターポイント」がもらえ、100ポイントためるごとにマリオがレベルアップする。 前作と同様、もらえる量は敵の種類やマリオのレベルによって変化し、マリオのレベルが上がるにつれもらえる量が少なくなる。 ただし、前作ではマリオよりかなり弱い敵とのバトルで勝利してもスターポイントは一切もらえないようになっていたが、 本作ではかならず1ポイントはもらえるようになった。 レベルとステータスの上限 前作ではマリオのレベルや各ステータス(HP、FP、BP)にそれぞれ上限があったが、 本作では上限はあるもののかなり高くなり、より自分好みにマリオを育成することが可能となった。 普通に進めたクリアレベル帯であれば上限に引っかかることは無いだろう。 どのように成長させるかはプレイヤー次第。 〜冒険の舞台〜 ゴロツキタウン 名前のとおり、ならず者が集う港町。本作の冒険の拠点。 東西の区画にわかれており、東側のほうが治安が悪い。色々な施設があり、ここから様々な土地へアクセスできる。 街の地下にはかつて大昔に沈んだとされる大都市の遺跡が広がっており、ここにも色々な住人がいる。 また、地下には「1000年のトビラ」がありその先には「伝説の宝」が眠っているらしい。 ドラドラ平原 ゴロツキタウンの東側に広がる、いつも暖かくのどかな平原。 「ハナハナ村」や「スットンとりで」、「ゴンババ城」へ行くことができる。 ふしぎの森 ゴロツキタウンの北に広がる、モノクロカラーの森。 「プニプニ族」をはじめ、ここの植物や生物はみなが白黒。あやしくも美しい世界が広がっている。 ウーロン街 空に浮かぶ繁華街。ゴロツキタウンから飛行船に乗って行くことができる。 日々いろんなファイターたちが熱戦を繰り広げている「とうぎ場」が街の目玉スポット。 だが、このとうぎ場にはなにやらヒミツがあるらしく…… ウスグラ村 その名の通り、一日中薄暗い村。住んでいるひとたちもみな顔色が悪い。 この村では森の奥にある「オドロン寺院」の鐘が鳴るたび、村人がブタの姿になってしまうというヘンテコな事件が起こっていた。 寺院の道中ではスターポイントを大量に排出する「きらめくパンジーさん」がそこそこの確率で出現するので、レベル上げの絶好の場となっている。 トロピコアイランド ゴロツキタウンの南にある無人島。 島には「海賊王の宝」が眠っているとされ、今まで何人もの荒くれものが宝を求めて向かったが、戻ってくる者はひとりもいなかったらしい。 そのせいか世間で「海賊王の怨霊が島に来る者を襲っている」とウワサされるようになり、だれも近寄ろうとしなくなった。 リッチリッチエクスプレス ゴロツキタウンから発車している、名前の通り豪華な寝台列車。 中はけっこう広々としており、寝室はもちろん、レストランや売店もあり、居心地がよい。 終点の「ピカリーヒルズ」にスターストーンがあるという情報を得たマリオたちは、列車に乗って向かうことに。 快適な寝台列車の旅になるはずだったが、その途中…… リバーサイド駅 エクスプレスの燃料補給の為に停車する経由地。 美しい夕日とそれに見合った黄昏時のBGMがファンの間で人気。 かなり旧式の建物であり、シャッター式の古いエレベーターが現役で稼働しており、桟橋を動かす為に立ち寄る事になる。 ピカリーヒルズ エクスプレスの終着点の街。 金持ちの富裕層が多数住んでおり、住宅も高級クラス。 ホテルもあるが、少々割高。 「ピカリーしんでん」に安置されているスターストーン目当てに立ち寄る。 サイハテ村 雪原の奥にある雪に覆われた村。 たくさんのボムへいたちが暮らしている。 中央には特大サイズの大砲が鎮座している。 メガバッテンのアジト とある場所にある、メガバッテン軍団のアジト。色々なトラップが仕掛けられている。 メカニカルなギミックとハイテンポなBGMが人気。 やみのきゅうでん とある場所から行くことができる、ラストダンジョン。 敵はどいつもこいつも堅い。 100階ダンジョン ストーリー本編とは一切関係のない、いわゆる裏ダンジョン。 ゴロツキタウンの地下にある「1000年のトビラ」のエリアの左側に「100階ダンジョン」への入口がある。 その名の通り100階層の部屋で構成されたダンジョンで、それぞれの階で敵と戦い、倒すと次の階に進むことができる。 ひとつ前の階に戻ることはできないが、10階ごとに宝箱が置いてあり珍しいアイテムが手に入るほか、土管で地上に戻ることが可能。 50階ではマリオのアイテムの最大所持量を10個から20個に増やす「ふしぎなふくろ」が入手でき、入手するとその後の冒険が非常に便利になる。 基本的にはどこまで進めるかというチャレンジダンジョンで構造は単純だが、進めば進むほど登場する敵が強くなっていく。 100階まで進むのは相当の難易度を誇り、中途半端な準備ではPPやアイテムが持たない。 また時間もかかるうえ、途中で地上に戻った場合再度チャレンジすると1階からとなる。 途中でセーブして中断することもできないので、最後まで攻略するならマリオや仲間を強くし、アイテムやバッジも万全にしておこう。 そして、ついにたどり着いた100階では、なんとゾンババという隠しボスが待ち受けている。なお報酬 90階台は「きらめくパンジーさん」が出現しやすいので、ぜひ直前にコイツでレベルアップして万全な状態で挑みたい。 最悪HP5マリオでなんとかなる 〜その他〜 同じバッジ複数装備 基本的に「アイテムドロップからバッジが出る確率が異常に低いため量産が非常に困難(*4)」なゲームではあるが、ゲームコーナーで買える物は例外。 ただし、威力は上がるがそれ以上に消費FPが増えていき、装備したバッジ数の「乗」で計算されていく。 消費FP2の技「ガツーンナグーリ」ですら、調子に乗ってバッジをたくさんつけようものなら消費FP256とか512なんて次元に突入してしまう。 ちなみにFPの上限は200+フラワーフエール装着数×5(最大33個)なので消費FP256以上は物理的に使えなくなる。 コマンドにその技が追加されない普通のバッジの場合このペナルティは発生しない。 ……が、ゲームコーナー産以外のバッジの大量入手の難易度が異常なのはこちらも同じ。 バランスブレイカーな攻略法 以下は、ストーリー中盤以降から使用可能な攻略法。 バランスブレイカーすぎて多用するとつまらなくなるので、普通に楽しみたいならおすすめしませぬ。 見たくない人はクリックしないこと。見てしまってもやらなければいい話ではあるが。 【自己責任】 このゲームには、レベルアップ時の能力上昇を後で調整することができる(何かの能力を上げて別の能力を下げる)システムが存在する。 マリオの初期「HP」は「10」だが、このシステムをつかうと「HP」が「5」、すなわち常時「ピンチ」状態まで下げられる。 ただし、利用できるのがかなり後なのでHP10のまま5以下を維持するようにプレイしてもよい。(回復してしまうとヤバいが、水に落ちるとダメージ1なのでいろいろな場所で調節可能) その調整で「BP」をできるだけ上げておく。「FP」は後述の理由もあって「10」か「15」あれば十分。 さらに「ピンチ」時にこうげき力が「2」上がる「ピンチデガンバル」というバッジが遊技場で売ってるので大量に交換する。 そしてこのピンチ系バッジを大量装備。すると超火力マリオが誕生。 これだけだと事故が怖いため、守りも万全にするために道中で拾った「ピンチデラッキー」「ナマクラヤイバー」「タマーニラッキー」等も持たせよう。 行動系バッジは「レンゾクジャンプ」「ツギツギジャンプ」「ジシーンアタック」の最低限だけでいい。もちろん「トゲーヲガード」「アイスノチカーラ」は最優先。 更に「フラワーセツヤク」+「フラワスイトール」でツギツギジャンプが「消費FP1、行動後にFP1回復」という永久機関となる。こうなると補給すら不要に。 極めると裏ボスのゾンババですらザコ化してしまうので、ご利用は計画的に。 さらに準備の手間を惜しまないのなら「ナマクラヤイバー」(攻撃力-1、受けるダメージ-1、必要BP2)を、メガバッテンの手下のけんきゅういん(か、100階ダンジョンの60階台に登場するヤリクロウ)たちを倒して9つ(*5)ほど集めれば、大半の敵からノーダメージになる(「受けるダメージ」が減るので防御無視攻撃でも平気)。 無論このままではまともに攻撃できないので、ハンマーブロスからドロップするキケンデパワー(HP1で攻撃力+5、必要BP1)を2つ3つも装備して、何らかの方法でHPを1にすれば事故も起きないという鉄壁マリオになる。 最も最初の「ナマクラヤイバーを9つ集める」までの苦労を考えると割に合ってないと思うが。 また、フィールドでのダメージでもHP0になるように変更されているので、即ゲームオーバーになりやすいデメリットがある。バトル中ではないのできんきゅうキノコも発動しないのでセーブはこまめに行おう。 追記・修正は100階ダンジョンを制覇した方にお………… ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム ひどいボム なんて かなしい ことだボム なんて かなしい ことだボム なんて かなしい ことだボム なんて かなしい ことだボム なんて かなしい ことだボム なんて かなしい ことだボム なんて かなしい ことだボム なんて かなしい ことだボム なんて かなしい ことだボム もう ダレも しんじられないボム もう ダレも しんじられないボム もう ダレも しんじられないボム もう ダレも しんじられないボム もう ダレも しんじられないボム もう ダレも しんじられないボム もう ダレも しんじられないボム もう ダレも しんじられないボム もう ダレも しんじられないボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もういいボム もう こんなこうもく おわりなんだボム!! ……つぎやったら ホントに おわらせてやるボム もうしないと やくそくするボム …… Wikiの かみさまにも やくそくするボム もうしないボム? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ しれっとCERO Bになっとる -- 名無しさん (2023-09-15 00 21 14) 紙ゲーリメイク!紙ゲーリメイク! -- 名無しさん (2023-09-15 00 51 46) ↑7 -- 名無しさん (2023-09-15 02 02 42) ↑ミス ↑8喜べ、君の願いは叶った -- 名無しさん (2023-09-15 02 03 31) なんか時代が変わったからビビアン男の娘(異性装趣味)というか、姉妹を主張してくるあたり身体性別と精神性別一致してない人なんじゃないかなに解釈変わったなあ -- 名無しさん (2023-09-15 08 08 42) ↑GGの鰤もそういう方向にシフトしましたからね -- 名無しさん (2023-09-15 08 20 15) ↑5 まぁあのゲームピーチのシャワーシーンとか男の娘とかそもそも舞台が絞首台あるスラム街だし(サブクエでもろマフィアとかいる)寧ろ何故あれでCERO Aで通ったってレベルだし -- 名無しさん (2023-09-15 08 24 41) 言葉にできないくらい嬉しいリメイクだわ。正直オリガミ路線も嫌いではないが、自分の中でのペーパーマリオはこの路線だからこれを機にこの路線に回帰してくれると嬉しいな -- 名無しさん (2023-09-16 19 44 27) もう20年くらい前なんだよな…… -- 名無しさん (2023-09-16 20 19 54) スーパーマリオRPGに続いてペパマリもリメイクされるけどこっちも追加要素あるかな。 -- 名無しさん (2023-09-16 21 07 46) ダメージガエシの汚名返上はなるか? -- 名無しさん (2023-09-17 07 14 45) マリオRPGもだけど追加要素あると嬉しいかなぁ… -- 名無しさん (2023-09-17 07 50 59) リメイクとはいえ、ゴロツキタウンの絞首台をよく残せたよな -- 名無しさん (2023-09-18 13 43 23) 何故かリメイク版はCERO B。 -- 名無しさん (2023-09-18 16 58 35) ↑項目や過去レスでも触れられてるけど、ゴロツキタウンやマフィアの存在、マリストと比べてダークな言動がそこかしこにあったりと良くも悪くもマリオらしからぬ要素があるから納得のレーティングだと思うよ -- 名無しさん (2023-09-19 12 54 53) ↑時代の流れやなぁ… -- 名無しさん (2023-09-19 12 56 43) ピーチのドレスは旧デザインのままか -- 名無しさん (2023-09-19 13 11 58) リメイクでは100階ダンジョンの裏版かハードモード的なのは欲しいところ -- 名無しさん (2023-09-20 13 17 40) CERO B自体は仕方がないんだろうけどちょっとブラックというかダークな部分を改変とかはやめてほしいなとは思う -- 名無しさん (2023-09-20 13 21 56) 原作は「全年齢」(当時の区分。現A相当)だし、オデッセイみたいな「写実的な表現で~」も当てはまると思わないから余程のネタでない限り続投か下手するとパワーアップしてそう -- 名無しさん (2023-09-20 14 28 06) モンテ族とかマメ族とか直近の作品の種族が出てくるのいいよね -- 名無しさん (2023-09-20 14 45 59) オリガミの売り上げを超えなくとも肩を並べるくらいに盛り上がればワンチャンこの路線への回帰もあり得そうだからリメイクには頑張って欲しいところだな -- 名無しさん (2023-09-22 13 11 39) 知名度は割とあるイメージあるけど国内売上はシリーズで2番目に低いんだよな -- 名無しさん (2023-09-26 13 35 39) マリオRPGみたいに何かしらの追加要素があったら嬉しいけど、もう原作のまま出してくれるだけでも嬉しいわ。また一つ来年まで生き抜く糧が出来た -- 名無しさん (2023-09-27 19 20 39) クリア後にプリンスマッシュとかクッパJr、ルイージパーティとかと戦えたら個人的には胸熱だな。 -- 名無しさん (2023-10-03 13 17 51) ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-12-01 15 28 26) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-12-10 13 58 33 CEROがBになってる件、さっきティザーサイトで見たけどなんか犯罪で引っ掛かってるみたい。ゼル伝夢島みたいな泥棒行為が出来るんだろうか? -- (名無しさん) 2024-03-11 19 28 29 マフィアだのスリだの出てくる世界観で「犯罪」はそりゃそうでしょとしか言いようがないよ! -- (名無しさん) 2024-03-11 19 39 14 ほしのかけらはともかく、シャインでギャラリー解放はよくわからんな。あれ仲間の強化アイテムだし -- (名無しさん) 2024-04-28 09 16 57 名前 コメント すべてのコメントを見る